Unity、apkやipaの出力ファイルサイズ削減 | SAT-BOX BLOG

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SAT-BOX開発チームによる最新情報や開発アプリを紹介します。
Androidをメインに、iOSアプリも開発しております。

お世話になっております、SAT-BOX開発メンバーのヒヨコです。

 

潤沢な都会のWifi環境、高速化をたどる携帯電話回線…

しかしながらコンテンツの大容量化に伴い、

通信制限を気にしながら日々の通信量に

気を使われている方も多いのではないでしょうか。

 

アプリも例に漏れず、できるだけ容量を抑えるに

越したことはありません。

 

というわけで本日はUnity開発アプリの最終的な出力サイズを

削減するための確認について書きます。

 

1.テクスチャの圧縮設定

おそらく大概のケースで容量の大部分を占めるリソースです。

それぞれAndroid、iOSに向けた適切な圧縮設定を行います。

場合によってはカラーとアルファを別々のテクスチャに

分ける手法も有効かと思います。

不要なMipmap設定の解除、2D及び3Dのモデルも見た目との

ペイオフで許される限り圧縮を行います。

 

2.フォントファイル

ダイナミックフォントの利用などでアプリ内のリソースとして

フォントファイルを直接持つ事も多いかと思いますが、

利用箇所の限られているものは画像化しておくなどすると

容量削減につながります。

 

3.サウンドファイル

こちらも単一で大きめの容量を持つリソースなので

可能な限り圧縮設定を行います。

また、Preloadに設定している場合アプリ起動時の

読み込み時間に直結する要因になります。

 

4.アーキテクチャの選定

Androidであればx86、iOSであればARMv7を対象外にするなど

ユーザーの総数が少ないと思われる動作環境を省くことで

容量を削減することが可能です。

 

以上となります。

大幅にファイルサイズを削減できるのは上記の設定で

事足りるかと思います。

 

リソース設定などは取り込み時に自動で設定を行う、

もしくはチェックを行うツールを作成すると

確認の手間が減りそうですね。