こんにちは。

書の教室の紗舟です。

 

 

入学、進級に合わせてお稽古事も、

というところでしょうか?

 

 

書の教室児童の部

かきかたくらぶご入会が増えるのが

3月~5月です。

 

 

 

ご入会の際、

教室では入会セットをお渡ししています。

 

 

入会セットの中身は

 

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昨年の夏からの生徒さん。年長さんになりました(^^♪

キレイに鉛筆も持てています。

 

● uni(ユニ)の学年に合わせた濃さの鉛筆2本

● 消しやすい消しゴム

● 硬筆用ソフト下敷き

● 学年に合わせたノート

● 学年に合わせたテキスト

 

ふで箱とレッスンバックをお持ちいただいたら

何もご用意いただかなくても良いようになっています。

 

 

このセットの中身、

テキスト以外は文房具ですので、

下敷きや鉛筆、ノートや消しゴムは

 

「お家のあるもので良いんじゃない?」

 

という事のなりそうなのですが、

わざわざセットを組んでお渡しするには理由がありますので、

 

お子さんの文房具を選ぶ時の

ご参考になればと思います。

 

1.消しゴム

かわいいものではなくて、

力を入れずに軽く消せる

消しやすいものを選んでください。

 

2.下敷き

次のページに

文字がうつらない様にするためのものですが、

 

一般的に売られているものは

硬いです。

 

すると、

鉛筆の芯と下敷きがぶつかり合います。

 

そうなると、

書きにくいので、

鉛筆を立てて書く癖がつきやすいです。

 

柔らかいものなら、

力を入れないでも書けるので

お子さんには良いと思います。

 

3.ノート

ノートは児童用のものでいいと思います。

紙質の良いものをお使いください。

 

4.鉛筆

(言いたいことが多いので、長くなります<m(__)m>)

 

イラストやラメが入っていたり、

キレイなストーンがついていたり、

 

キラキラかわいい鉛筆をお子さんは好みます。

 

大人女子は

気分のあがるお気に入りの文具を使うのも良いのですが、

 

お子さんの場合は避けられた方が良いと思います。

 

なぜなら、

 

お子さんの手先は、

まだ発達途中だからです。

 

シールを上手に貼れなかったり、

ハサミを使っても、

思ったように切れなかったり

 

しませんか?

 

 

 

 それは、

 

頭(脳)から指令を出して、

 

手先、指先の末端

 

一番伝わるのが遅いところだからだそうです。

 

 

という事は、

 

 

思うように動かすのが難しいという事です。

 

 

 

力もなく、

動かすのが難しいのに、

書きにくい鉛筆を使えば、

 

 

必要以上に力を入れてしまったり、

力を入れないと書けないと思ってしまうのです。

 

 

ですから、

 

筆圧が強かったり

鉛筆の持ち方が直らないのは

 

 

鉛筆が原因かもしれません。

 

大人なら、

なんてことない差でも

お子さんには影響します。

 

では、

お子さんに最適な鉛筆とはどんなものでしょう。

 

 

それは、

 

 

芯がやわらかく、

折れにくい。

 

そして、

子どもさんの指にフィットしやすい六角形です。

 

そうすると、

 

三角鉛筆はどうですか?

と、質問がきそうですね。

 

手が小さい幼児には良いと思います。

 

しかし、

1年生になれば六角形の方が良いでしょう。

 

いつまでも三角鉛筆を使っているがために

持ち方が崩れてしまう事もあるからです。

 

また、

角のない丸いものは持ちにくいので

握ってしまいやすくなります。

 

 

 私のオススメは

 

三菱鉛筆のuni(ユニ)です。

 

 

 

教室では、

 

園児は4B

1・2年生は2B→B

3年生以上は

 

を使ってもらいます。

 

お子さんはカワイイ鉛筆を欲しがるかもしれませんが、

 

 

カワイイ鉛筆は、

明らかに鉛筆周りのコーティングに費用がかかっています。

芯のクオリティーは期待だきないのではないでしょうか?

 

また、

100均の鉛筆も、

原材料が安価だから安く買えるのかもしれません。

 

 

勉強用には

芯がやわらかく、折れにくい。

 

 そして、

 

お子さんの指にフィットしやすい六角形の鉛筆をお選びください。

 

 

鉛筆はご近所の文房具やさんにもあると思いますが、

 

念のためユニ鉛筆ご参照ください。

 

ご興味のある方はこちらから

かきかたくらぶ

この記事を書いている人 -WRITER-

書の教室主宰:栗田 紗舟

芦屋・苦楽園・西宮浜で書道の講師をしています。

文字を書くのが苦手な方から、お仕事で必要な方、師範をめざす方まで個別に指導しています。

児童のクラスは、少人数制・時間制の講師の目が届きやすくお稽古しやすい環境です。

「手書き文字の美しい文化と手書きだからこその書く楽しさを知っていただきたい」をコンセプトに書道を教えています。

 

 

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