今日は本社で会議。
仕事をしていると、少しだけ自分が何も持たないおひとりさまである事を忘れられる気がする。
ただ、結局の所、女という性に生まれだ以上は、子供を産んで一人前だという価値観に苛まれてやまないのも確かだ。
仕事の場には居場所があるような気がする。人の役に立っているという充足感と、日々の稼ぎを得ているという満足感。
物質的にも精神的にもそれなりに満たされて、悪くない気持ちになれる。
けれど、久々に出会ったかつての後輩に、きもちよくとくとくと自説を並べて。
そうしてさよならと別れれば、彼には大事な伴侶が待ち、私には雑然としたワンルームしかない。
一時忘れて居たからこそ、充足感を味わったからこそ感じる虚無感を、スーパーの惣菜で紛らわそうとして、そうだ、痩せなければならないのだと我に返る。
そんな。
今、この時。
自分を哀れむつもりはない。
世間的には見ても決して虐げられているような、搾取されているような立場ではない。
それでも。
幸せだ、と感じる術を失った愚か者には、ひとくさりの繰り言を吐き出すことしか出来そうにないのだ。