最近は映画館に行く事も少なくなった
映画雑誌もシネマ情報もチェックして無いし
少し待てばDVDで観れるからね
ところが、3D映画の出現で時々足を運びたいなぁと思っている
迫力と目新しさに魅力を感じるから
かなりのミーハー
反面、昔の映画も好きで時間がある時はレンタルしてくる
塩野七生の本「人びとのかたち」は俳優や女優、作品を独特の感性で……
要は、勝手好きなことを言ってるんだけど
その作品をついつい観たくなる
本音で語っているからだろう
本で息子からの質問に答えている
「ゲイリークーパーとの安らかな一生」
「ユリウスカエサルとの刺激あふれる二ヵ月」
どちらを選ぶ
迷いなく後者を選んだ彼女は全くの正直者
ただ、現実の中に自分自身を当てはめて答えてないだけ
最後に
「天命を知るとは、思うほど大した事ではなく、不可能を知る事にすぎないのではないだろうか」
と締くくっている
映画は現実とは違い
不可能を知らないくてもいい
「彼女の正直さ」
観せてくれるから面白いんだけどね