もうすでにご覧になられたと思いますが、エホバの証人の2024統治体の話(2)すごい変化でしたね。

 

2024年3月15日付の統治体の話(2)

 

恐らく元JWの方々は、突っ込みをいれたり、笑いながら見ていたのかもしれませんが、わたしのような現役の方は、どんな風にうけとめておられるのでしょうか。

 

やったー!ズボンもオッケー!エホバって本当に寛容で愛のある神だね。ってなりましたか。

 

まあ、正直なところ、いろいろな疑問やもやもやを感じてしまいました。いっぱいありすぎたので、今回は姉妹たちがスラックスを履いてもよくなったという部分に関して感想を書きたいと思います。

 

まず、聖書的な根拠はないという点です。何か聖句の新たな見解だとか、世の中の情勢が変わったとかなど、まったく説明がありませんでした。あごひげの時は、いろいろとビデオをつくって説明していましたが、結論はおなじ、規則をつくるべき聖書的な根拠はない、ということです。スラックスに関しては、まったく聖書的な説明もなく、ただオッケーということです。

つまり、今まで、聖書的な根拠なく、規則を作っていたということですよね。だって、世界中の文化やファッションが違うのであれば、そんな規則作れないはずなのに。

規則ではなく、聖書の原則で考えましょうって、開拓者学校でもすごく時間を割いて勉強するのに、結局やっぱり「規則」だったんかい?!

じゃあ、統治体が、聖書的な根拠なく今まで規則を作ってきたことに対しては、どう説明するの?

 

つぎに思ったのは、なんで今頃!?

少なくとも私が知る限りでも30年前くらいにも、研究生が初めて奉仕に出る際に、スラックス(っていうのかな)を履いてきて、司会者の姉妹が注意しなくちゃって言ってました。そのあとも、ちょくちょくなんでスカートじゃいけないのかという話題はありました。結論は、上品だからという理由だけでしたが、じゃあ、何が上品で何が上品じゃないか、ニューヨークのおじいちゃんたちがきめなくちゃいけないのっておもう。それに地区大会とかでは、結構急な斜面に座席があるから、座るとスカートの中が見えそうになっている人もいて目のやり場にこまったりすることもありあした。せめて20年位まえに規則はないって、言えなかったの?っていうか、聖書勉強して原則思考なら、もっとまえからわからなかったのかな。「適切な時に」(マタイ24:45)

 

さらに言うと、なんであごひげ解禁の時にいわなかったの?

 

そして、スラックスって何?

今回の発表、「姉妹たちがスラックスを着用してもよい」。スラックスって何ですか?ビジネスパンツとか、スカーチョとか、いろいろあるけど、「スラックス」じゃないとだめなの?じゃあ、他の国の文化の人はどうなの?着物は?サリーは?チマチョゴリは?アロハシャツは?許可されているの?許可を得ないとだめなの?

 

そして最後に、

なんで「原則」を言わないの?

その土地、文化、拝啓、時代において、ふさわしい、上品なもの。エホバの家に行くにふさわしい格好をしましょう。で、よくない?エホバの家に行くときに、古代イスラエル人がしていた格好の「聖書的な原則」でよくないですか?「あまり体のラインを意識させずかつ上品なもの」とかでよくない?あとは個々のクリスチャンが判断することってなんで言わないのかな?なんで規則を作っちゃうのかな?

 

エホバの証人の一般信者は本当にいい人たちだから、何も言わず受け入れるけど、きっといろいろと疑問はあるんじゃないかな。