2023年3月31日
厚生労働省が、エホバの証人の関係者と面会し、いわゆる「宗教虐待Q&A」の周知を要請するよう伝えたという報道が出た。
報道では、エホバの証人側は「検討する」と返答したようだ。
どうする? 日本支部!
以前にも書いたが、
本当に難しい立場にあるのは、日本支部ではなく、一般信者だ!
毎日、学校や職場で、いろいろと聞かれたりする。伝道にでかけて、もしきかれたらどう答えたらいいの? 自分の子供に学校で行事に参加させない場合、どうしたらいいの?
3月31日に厚生労働省から要請があったが、Q&Aは12月に出ているし、それまdも国会内での動きもあったので、当然日本支部はきっとそれより以前からずっと対応を考えていたに違いない。とわたしは思った。一般信者を守ってくれるはず。だから、すぐに何か指針がくるはずだ。
来るはず、
来るはず、
来るよね、
私の中では、日本支部にも法律部門というのがあり、きっと精鋭部隊がいるはずだ。
しかしなかなか反応がない。というより、あたかも何にも問題が起きていないかのような雰囲気だ。
しかも、会衆内でもその話題を取り上げること自体が、あまりよくない感じの雰囲気。
でも、国の機関の公式文書を知らないというわけにもいかないし、、、、
非常に長く待った感じはあったが、
ついに5月10日付の手紙が来た。
内容に関して言いたいことはいっぱいあるので、次回にするが、この日付に注目してほしい。
ちなみに、手紙の日付は5月10日だが、実際に長老たちに届いたのは、それ以降だったと思う。しかも、その手紙が読まれるのは、週日の集会の時なので、実際に一般信者がそれを聞いたのは、おそらく翌週だと思う。わたしも、ニュースで先にみて、
え!周知させたの?
と思って、確認すると、この手紙が届いていたのだ。
まずは、日付のずれ!
これは政府関係者へのごまかし?!
ニュースによれば、5月10日にこども家庭庁と面会して、11日に「周知した」と報告したとある。この時系列がニュースだけではよくわからないが、少なくとも11日の時点でもうすでに「周知させている」という報告をしているようだ。
手紙の日付は、5月10日。長老たちのメールに届いたのは、おそらく11日かもっと後。(2,3日送りというのは普通。)
長老たちへのメールの一斉送信だけで、「周知」ってなるの?多分、その時点では長老たちでも読んでなかった人もたくさんいると思うよ!
しかし!
この手紙が読まれたのはもっと後だよ!
なんかずるくない?政府関係者や報道には、もう「周知した」っていっておいて、実際には、まだしていないじゃん!!
まず、その日付の点で、え!という矛盾を感じてしまった。なんか中学生の宿題の提出みたいな感じだな。
この「周知」という言葉が、また最近になってまた大きな問題になっている。そのれもそのはずだろう。だって、周知なんかしてないし、なんでこれをみて周知って言ったのか全く分からない。
内容を見ると、
「虐待」、「強制」、「周知」という言葉をうまくはぐらかし、エホバの証人内部向けにはごまかし、こども庁向けには、一応やったという証拠づくりだけしたのがよくわかった。
わたしが期待していた答えは全くなかった。子供をもつおやはどうしたらいいんだろう?本当に支部は気遣っているのだろうか。
その手紙の内容はまた次回に。