こんばんは、さすらいの旅人です。
Part.8からの続きです。
宗像大社の中津宮と、沖津宮遥拝所で参拝。
タクシーの運転手やマダムたちとの出会いがあり
島の思い出はどんどんと増えていく。
ここからは自分との闘い。
島で一番標高が高い場所へ登っていく・・・!!
沖津宮の遥拝所を後にし、
目指すは御嶽神社。
まず、私が
何故御嶽神社に行きたかったか。
当初の理由では時間が余りそうだったから。
という理由もあるし、
一番の高台に登って、沖ノ島が見えたらいいなぁ~
という理由もあった。
自転車を借りられれば行動の幅は広がる。
散々、旅の前に勉強しておいた方がいいと
言っておきながら、行くルートにしてもそうだし
事前に御嶽神社の事をあまり知らずに
大島へと渡ってしまっていた事に気づかされたのは
フェリーで大島に上陸してからだった。
先ほどのPartで、載せていない会話があって
親切なタクシーの運転手さんから聞いた言葉が衝撃的だった。
運転手「元々、御嶽神社の場所に中津宮があった。」
全然、大島のことを調べ切れていないじゃないか。
無知でした。
御嶽神社に行くことはマストになり、
ペダル漕ぐ力も強くなります。
宗像大社中津宮 | 知る | 世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 (okinoshima-heritage.jp)
このページの中で、
この道こそ、
当初予定していたサイクリングロードでした。
※実際は登山です。自転車で行くのは無理です!!
運転手の言葉を知り、
だからか!!
となったわけですね。
運転手曰く、
「元々は中津宮は御嶽神社の場所にあったが、
参拝するのに急斜面をあがらなくてはならず、
大変だという事で今の場所に移設された。」
事実かどうかは調べようがありませんでしたが、
調べてみると・・・。
宗像大社 公式ホームページ | 中津宮 (munakata-taisha.or.jp)
宗像大社の公式HPでハッキリと書かれています。
「日本神話によれば、ここが湍津姫神の降臨の地と考えられています。」
ちょっと端折っている感じはあるものの、
運転手さんの話は、意味合いとしてはほぼ合っていますね!!
さて、行きましょう!!
上り坂は正直電動自転車でもきついです。
途中、親切なタクシー運転手とすれ違いました。
「頑張っているね~!!大変だけどもう少しだよ!」
と徐行しながら(お客さん乗せているのに)窓を開けて話しかけてくれて。
なんかな~。
フェリーターミナルで会えたら、
飲み物でもご馳走したかったです。
時間がなく、タクシーが見当たらず叶いませんでしたが。
大島でタクシー乗るなら、
とても親切な「みなとタクシー」さんがオススメ!!
ささやかながら宣伝という形でご紹介させて頂きます。
無事つきました。
ヘトヘトですし、汗ダクダク。
この時の時間は、15時11分でした。
13時50分のフェリー⇒14時15分 大島到着
14時21分中津宮到着 ⇒参拝後遥拝所 14時48分到着
参拝後にここまで約15分でした。
ごじんまりとした神社でしたが、
風格があります。
次にもし来ることがあれば、
もう少し涼しい時期に、徒歩で来て見たいですね。
虫が凄かったです。
参拝した後は沖ノ島が眺められる場所へ。
雲が厚くなってきて嫌な予感。
こちらの台に乗り眺めます。
ガスがかかっていて残念ながら沖ノ島を
肉眼でも写真をアップしても見ることは出来ませんでした。
こればかりは仕方ないですね。
坂を下りていきます。
まだフェリーまで時間がありそうだったので寄り道。
途中にあった牧場でお馬さんと出会い、
挨拶をしながら・・・
やってきたのがこちら!!
昭和11年に作られた砲台跡。
トーチカみたい。
別角度。
外でイチャイチャしているカップルが居たので
映画のワンシーンみたいに撮影してみた。
顔は見えないので、プライバシーなんちゃらには引っかからないはずだ。
この写真のポイントは、カップルの間に丁度いい感じに風車を捉えられた事。
・・・。
曇っていると折角のいい景色も何だか暗いな~。
いいカメラであればいい感じに撮影できるのでしょうけど。
撮影しているカメラはiPhoneです。
正直こういうの見てもなー
島の色々な歴史は感じるけど、
宗像大社の神社との落差が凄いというか。
といっても、
やはり素敵なロケーション。
それこそ映画のワンシーンが撮れそう。
ふと石垣島に行った時のことを思い出しました。
お花畑。
先ほどの砲台跡の前に居たカップルは
この花畑の中に入って写真を撮っていました。
二人の世界は邪魔してはいけないので、
そっと横切り、フェリーターミナルへ向かいます。
この写真を撮影したのが、15時31分。
フェリーの出航は・・・。
大島渡船運航時刻表 - 宗像市 (munakata.lg.jp)
16時20分。
まだ時間があるとはいえ、
遅れたら次の便が1時間40分後になってしまう。
急がねば。
・・・。
小腹が減ったなぁ。
帰りは下り坂で気持ちいい。
遥拝所を過ぎ、フェリーターミナルのある港方面へ
自転車を走らせるが、
やっぱり寄り道しちゃいたくなるよね。
15時46分 (※出航34分前)
フェリーターミナルで見かけたホットサンドのお店の前にやってきました。
色々なサンドがあります。
店内に入り女性店主に話を伺うと
10分ぐらいで出来ます。
だそうだ。
10分で出てきて、
10分で食べれば何とか間に合う!?
テイクアウトにするか聞かれたものの、お店で頂く事に。
天然真鯛サンド 900円
この真鯛サンドが運ばれてきたのが15時57分 (フェリー出航23分前)
で、でけぇえええええええええええええええ
間に・・・合うのか!?
厚みのある天然真鯛サンドはとても美味しそうだ。
一つ食べ終わって間に合わなさそうだったら、テイクアウトしよう。
そう思いながら頂きます。
食べ始めた所で
砲台跡でイチャイチャしていたカップルが登場したのには驚きましたが
カップルはテイクアウトを選択。懸命な判断だ。
ただオジリナルサンド2つをチョイスしたのは、悪くはないが
1つは天然真鯛サンドを選んで欲しかったが、そんなことは言っていられない。
かぶりつく。
旨いっっっ!!!
食べながら店主さんに話を伺うと、
旦那さんが漁師で、沖ノ島(沖津宮がある)の近くの漁場で捕れた
鮮度が良く刺身で出せるような天然真鯛を贅沢に使っているそうだ。
2つめを食べるときに伺った話ですが、
その話を聞くと何となく美味しく感じるんですよね。
情報は食べ物をより美味しくさせることを実感。
美味しかったな~~!!!
欲を言うなら、もう少し時間をかけて味わって食べたかったな~。
お店を出てすぐ。
素敵な鳥居があったので撮影しちゃいます。
この時16時7分でフェリー出航まで13分。
先ほどのお店でオリジナルサンドをテイクアウトした
砲台跡イチャイチャカップルも自転車を必死に漕いでいる。
でも私の心にはまだ余裕がありました。
道に迷う心配がないからね☆彡
昨日(臼杵で迷子になった)と同じ過ちは繰り返しません!
フェリーターミナルに到着。
呑気に写真を撮影していますが、この時既に16時10分。
出航10分前。
この時思っていたのは、
帰りの乗船きっぷを
事前に買っておいてよかった~~!!
ですね。
大島に行く際は日帰りであれば、
2枚きっぷを買うことをお勧めします。強く。
自転車の返却も、ゆるいです。
借りた場所へ行き、ありがとうございました~!
と返すだけ。簡単でしょ!?
16時20分
定刻通り出航。
離岸の時に写真撮影していた子連れの女性に写真撮りますか?
旅だと声をかけやすいし、感謝もされるよね。
あらあら、マダムたちじゃないの!
無事乗れたんですね!!
そちらも、無事乗れたんですね!
そんな会話をしながら。
島を離れていく。
思えば経った2時間ばかりの滞在だったのに、
・中津宮への参拝、
・親切なタクシー運転手(みなとタクシー)との出会い
・マダムたちとの出会い
・沖津宮 遥拝所でお参り
・御嶽神社でお参り
・砲台跡から見たのどかな景色
・そこから自転車で駆け下りた時の風
・かいきゅうさんで食べた絶品 天然真鯛サンド
・・・。
どれもこれも記憶に残るいい思い出になりました。
楽しかったし、
また来たいな。
次は福岡県に宿泊して一日かけて、大島を歩き回りたいな。
Part10へ続きます!