【全話無料配信中~5/8迄!】ゴールデンカムイの全話無料配信。新しい商売のやり方を学びました | 2013年。仕事を辞めて日本を旅してみた。

2013年。仕事を辞めて日本を旅してみた。

2013年4月から二ヶ月間日本各地を旅した記録をここに記します。
仕事を辞め貯金を使い2013年4月~6月の間好き勝手旅をしました。
自分が経験したことをを通じて旅の楽しさ知ってほしいと思い立ち上げました。
※バナー等は旅でお会いした方が作ってくれました。Thanks!

こんばんは、さすらいの旅人です。

今日はマンガのお話。

 

 

 

ゴールデンカムイ!

 

聞いたこと、見たことありますか?

昨日最終話が配信されました。

・・・無料で。

【となりのヤングジャンプ】で読むことができます。

 

 

 

前に温浴施設で読んでいましたが、

何話まで読んだかうろ覚えだったので、

 

今回読んだ記憶のあるあたりから全て読みました。

 

 

少しネタバレを含みますが、

私が今まで読んでいたのは網走監獄から樺太へ行ったあたり

 

アニメでは網走監獄まで観ました。

 

ファンからしてみたら私はニワカレベルです。

 

そんな私でもゴールデンカムイは中々に素晴らしいマンガだったなと最終話まで観て感動させられました。

 

 

 

 

興味なければ無料でも見ない方が多いでしょうから、

観たくなりそうな ワードを7個書きます。

 

ゴールデンカムイの良かったところ

 

1. キャラクターの一人ひとりにストーリーがあり、個人個人しっかり掘り下げられている

 

2. 北海道民の私ですら知らなかったアイヌの言葉、風習、仕来り、食べていたもの・調理法が詳しく紹介されている

 

3. ストーリーが比較的一本道で分かりやすい。 場面によっては過去シーンもあるが読みやすい

 

4. ストーリーが少し重めなので、時折ギャグシーンで小休憩がある。緩急をつけるのが上手い。

 

5. 主人公である不死身の杉元という元軍人と、アイヌの少女アシㇼパの二人の掛け合い、絆の深さ。読んでいて飽きない

 

6. 敵側サイドの鶴見を始めその部下たちも魅力的なキャラが多い

 

7. 実在した著名人(新選組の土方歳三など)が多く出てくる。

 

といったあたりでしょうか。

 

あらすじやらストーリーやらは書きません!!

5/8まで無料なので是非1話だけでも読んでいただきたい!!

 

 

 

これだけ面白いし、力作のマンガがどうして全話無料で配信されているのか。

私は当初理解できませんでした。

 

無料で宣伝して映画を観て貰ったり、本を買って貰う?

そもそも無料で読んだ人は本を買うのか?

 

私はマンガ本は買いません。

こんな事言ったらファンに怒られるかもしれませんが。

私はマンガ本は買いませんが、

アイヌ文化に、より興味を持ちました。

 

 

北海道に住んでいるからというのもありますが、

ある程度の年齢になるまで

アイヌ人と言えば昔から迫害されている人たち

という印象しかありませんでした。

 

当たり前のように差別があり、

小学生の時代には アイヌ人の事を

「あ!犬だ!」なんて差別する同級生も居ました。

 

また、

アイヌ人のことを私は”原住民”と思っていました。

 

恥ずかしながら20歳を過ぎたあたりで調べていくうちに

アイヌ人は”原住民”ではなく、”先住民”だということを知りました。

 

自身の学のなさはとても恥ずかしいですが、

縄文時代からアイヌ人が居たわけじゃないことを知った時には、え!?となりました。

 

きちんと授業を受けておくべきでしたね...。

 

 

大人になって知った部分もありましたが、

 

アイヌ人がどのような暮らしをしていたか、なんて分かりませんし。

道内の地名にはアイヌ語が使われているぐらいで

 

正直知りませんでしたが、

 

ゴールデンカムイで知ることが出来ました。

 

 

例えばですが

チタタㇷ゚。

という言葉がマンガ内で良く出てきます。

 

 

ゴールデンカムイを読んだ方なら、

 

「あぁ、アレね。」

「尾形がボソっと言ったヤツね。」

と分かるアレです。

 

魚やお肉を包丁などで叩き細かくする料理です。

アイヌ語では チ・タタ・ㇷ゚ と意味としては3つに分けられます。

チは”自分・我”  タタは”叩く”  ㇷ゚は”もの”

 

・ヒンナヒンナ

・オソマ

 

このようなアイヌ語が沢山出てきます。

 

知らない人には知らないけれど、ゴールデンカムイを見た方には分かる。

 

 

そう、これこそが

 

ゴールデンカムイを無料公開した理由の一つではないだろうか。

 

北海道民ですら知らないアイヌの言葉や意味を知り。

アイヌが食べていたもの、調理方法、狩猟の仕方。

アイヌの生活を知る教科書といっても過言ではないのかもしれない。

 

 

 

 

漫画やアニメはフィクションばかりですが、

ゴールデンカムイは違う。

だから面白いし、読まさるマンガ。

 

 

 

 

道民ならGW中に全話読んでも損はない!!

道民の自分が言うから間違いないです。

 

 

 

そして、私みたいに無料配信で読んで満足してしまう人間も居たら、

 

物語のオチは分かったけど、もう少し読みたい。

あのシーンの後は?

時折挟む「この人はこの後こうなった...。」その後日談は?

 

 

作者はちゃーんと用意してくれているそうです。

 

 

 

ここまで読んでいただいたなら、

もう一度この記事の上までスクロールして欲しい。

 

 

超加筆!!

と書いているように、終盤は足早の展開でしたが

漫画本では加筆されるなら買って読んでみたい・・・。

という層は間違いなくいるでしょう。

 

 

 

 

これだけの大作を書き上げておいて、

無料で全話公開はふとっぱらですが

 

そのインパクトで知名度、読んでくれる人が沢山いて。

 

その中でマンガを買ってくれる人、

映画を観てくれる人

アニメを観てくれる人

 

グッズを買ってくれる人

 

 

 

こういう手法はこれからの時代の新しい形なのかもしれません。

 

 

 

 

私にとってゴールデンカムイは

おじいさんになるまで忘れないぐらい

インパクトのある漫画となりました。

 

 

以上です!