残暑のみなかみ 温泉キャンプツーリング | さすらい日本どこへ行く

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 さすらい日本 どこへ行く

     ~ 吉田拓郎 ”さすらい日本” より

お盆が過ぎるとめっきり涼しくなって、甲子園の閉幕とともに夏が終わる・・・

それはもう昔のことで、最近はいつまでも暑さが続く。

お盆過ぎに3連休が取れたので、上州みなかみにキャンプツーリング行ってきました。

キャンプ地は湯島オートキャンプ場。選定理由は場内に無料の温泉があること。

2泊連泊にしたかったが、1日目は土曜日ということもあり、あいにく満員。😫

他のキャンプ場にすることも考えたが、天気も良くなかったので1泊だけに短縮。

おかげで、前日にしっかりと準備ができた。

 

キャンプ地周辺の温泉巡りもしたい。

温泉達人の知人からおススメ温泉を何か所か教えていただいてあった。

2日間で最低限その温泉を制覇し、かつキャンプ場の温泉にもゆっくり浸かり、ビール飲んで焚火でマッタリする。

これが今回のテーマ。

 

まず、最初に目指したのは、共同浴場「のぞみの湯」。

観光案内には載っていないマニアックな温泉。こういう温泉が好物♪

まだ9時半と早かったが、入浴できる時間さえわかれば帰る途中でも立ち寄ればいい。

と入口に近づいてみると、

やっぱね・・・

コロナ流行で利用制限している共同浴場は結構ある。仕方なし。😥

 

買出しのためスーパーへ。

ここは、以前もキャンプで食材買い入れたことのある店。

9時半開店だったはずが、なぜかシャッターが閉まっている。

通りがかりの人に聞いたら、今日は休みだという。😅

なお、たった今ネットで調べたところ、何と、今月末で閉店になるようだ!

地域唯一のスーパー、周辺に住む人たちはどこまで買物に行くことになるんだろう。

 

買出しは後でコンビニですませることにして、次へと進む。

こちらも共同浴場「いこいの湯」。こっちは利用制限はしていないようだ。

開店10時でまだ20分ほど早かったが、バイクを道路に留めて様子を見に行ってみる。

 

自動券売機があり、外来者ウェルカムの雰囲気。

 

無人。

 

既にお湯が張られていたので、一番風呂をいただく。

しかし、かなりの熱湯。

置いてあった温度計で計ってみたら、46~47℃あった。

ここに本気で浸かったら汗が止まらなくなるので、カラスの行水で入浴終了。

 

キャンプ場の受付場所となっている日帰り温泉施設「まんてん星の湯」へ向かう。

途中の酒店。ネットで「スーパー」を検索するとここも出てくるので、一応店内を覗いてみると、

食料品も売られていたので、使えそうな食材ともちろんアルコール類を買い込む。

 

まんてん星の湯。

クーラーボックスに入れた氷と缶ビールが温まらないようにと、玄関前の日陰に置かせてもらった。

キャンプ場に13:00チェックインで受付。まだ2時間もあるので当然、ここは割引料金で入湯。

 

脱衣場から見える露天風呂。

内湯も露天も温度差のある湯船がいくつもあった。

 

2階から望む赤谷湖。ダム湖。

 

まんてん星の湯を出てキャンプ場へ向かう前に寄ったローソンの駐車場から撮った湖。

 

相当な傾斜がある。写真右側だけでなく手前、川の方にも向かって下がっているのだ。

これ私には恐怖、立ちゴケしないよう細心の注意を払った。(5月のキャンプツーで痛い目に遭っている)

 

食材の仕入れを終えて、

13:00少し前にキャンプ場に到着。

指定されていたのはフリーサイトだったが、何組かデイキャンプのグループが場所を広く使用。

出てきた管理人さんが、空いていた区画サイトを案内してくれた。追加料金なしで!

たまにはラッキーなこともあるもんだ。

 

テント設営前にまずは到着の🍻。

最近発売開始された、スーパードライ生ジョッキ缶。

フタが全開するのが特徴だが、昔もこんなのあって結構好きだったけど、なぜか姿を消した。

酒店で売っていた惣菜をつまみに1本。これが本日の昼飯。

 

しっかりと管理されている場内。

 

横を流れる川の対岸は崖。

 

後からやってきた人たちも次々とテント設営。

お隣は、犬連れのソロだったが、一言二言あいさつを交わしただけ。

 

管理棟。

 

そして、管理棟の奥がお目当ての露天風呂。

暑い日に昼時から入湯するのは私くらいか?

源泉掛け流しで適温の良い湯だが、利用時間が14:00~19:00とやや短いのが残念。

でも、夕方にもう1回入った。

 

近づいても逃げていかない、大きなオニヤンマがホバーリング。

滞在中、オニヤンマは何匹も見かけた。

 

夜の部開始。

酒店で買ったシュウマイと野沢菜漬け。最近お気に入りのホットサンドメーカーでシュウマイを焼く。

野沢菜は食べやすくカットしたが、量が多く味もイマイチなので食べているうちに嫌になってくる。

 

タブレットでニュースなどを観ながら一人宴会をしていると雨が降ってきたが、

タープのおかげで濡れる心配なし。

メインは、例の酒店で買ってきたほるもん焼き。賞味期限を過ぎていて大安売りだった。

 

これをローソンで買った野菜と一緒に炒める。

「徳用」というだけあって量が多く、一気に食べきれず。

ここで一旦中断、2度目の入湯に行ってくる。

 

こんな感じで1日目が終わる。

夜中も結構気温は高く、Tシャツ1枚のまま明け方までシュラフにも入らず。

翌朝。

正面にある建物が炊事棟。近くて助かった。

 

朝から焚火。前日、400円でサイズ短めの薪は1束で足りず、さらに1束追加したが、これが最初のものよりもやや燃えにくく、使いきれず残してあった。

通常、朝食はガスコンロを使うが、今回は焚火台でお湯を沸かす。

 

家から持ってきた賞味期限間近のレトルトで作ったビビンバ丼。

ローソンの大根サラダに残り物の野沢菜は油で炒めてやっと消費。

 

朝食終わって食器を洗って乾くまでの間、周辺を散歩。

キャンプ場に入る手前にあるカッパの公園。

赤と白の花がきれい。

・・・だそうです。

 

近くには県の発電所もあり、整備された公園。

 

だらだらと時間をかけて撤収作業、10:00過ぎにキャンプ場を後にした。

 

往路は月夜野ICで降りたが、帰路は水上ICに向って途中で温泉をはしごする計画。

一軒目は、「川古温泉浜屋旅館」。

旅館のHPによると、日帰り入浴は平日のみで10:30からなので、その時間に合わせてキャンプ場を出発した。

 

渓谷に建つ一軒宿で古くからの湯治の湯。

ぬる湯の露天は暑い夏に最適と期待を膨らませ、20分ほどで到着したが、

幹線道路から谷へ降りる急勾配、右に左にと急カーブするつづら折りに肝を冷やした。😅

ハーレーのようなホイルベースの長いバイクだったら、曲がるのは相当難しいだろう。

道幅も狭いので見通しの悪いカーブでは、突然現れる対向車とのすれ違いにのヒヤヒヤ。

風呂に入っている間も、帰りあのクネクネ急坂を登ることが頭から離れなかった。

 

ストリートビューで振り返ってみると、

急勾配の左急カーブを曲がる。これだけなら大したことはないが、

カーブで外側に膨らんだその直後、

ナビから右折を要求されて、いきなりの鋭角的折返し!😲

もし曲がり切れなければ谷へ突っ込む。

はじめからわかっていれば何のことはないかもしれないが、

冷や汗モノだった。😓

 

玄関前の自販機で水分補給しながら、10:30を待って入館。

まずは内湯でキャンプ泊の汗を流す。

無色透明でほんのり硫黄臭。温めの湯は心地よく、長湯したくなる。

 

混浴の露天岩風呂。(私以外誰もいなかったが、一応撮影自粛で写真は観光協会の温泉ガイドから引用)
川の水音を聞きながら、浸かっていると時間を忘れそう。

ただ、アブが飛び回っており、しばらくすると顔を襲撃してくる。

川を見ようと湯船から上がった途端、太ももに嚙みつかれてしまった。

 

一息ついた後、無事に例の急坂を登って幹線道路に出て、最後の立ち寄り温泉に向かう。

日帰り施設「鈴森の湯」。

ここも渓流を見下ろすロケーションの露天風呂あり。

 

かなり奥行があり、食事処の先に温泉棟があるようだ。

 

入湯前にちょっと早めの昼飯。

エビ天丼。

 

眼下に滝を見ながらゆっくりと浸かれる露天。(これも観光協会の温泉ガイドから)

源泉は2000万年前の太古の地層から湧き出ているという。

 

食事と入浴で2時間ほど過ごした後は水上ICから関越に乗り帰路につく。

赤城高原SAで休憩。バイクは私1台だけ。

横川ー軽井沢間が工事渋滞との表示が出ていたので、

下仁田で降り、R254内山狭経由で15:00過ぎに無事帰宅。

 

1泊だけだったが、良泉をはしごでき、充実したソロキャンプツーになりました。