ハロウィン読み聞かせ! | おはなし屋さんのおはなし会

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読み聞かせやおはなし会のことを中心に書いていきたいです、

たいへんご無沙汰しております。ゆきです。


今日は午前中休みをもらい、風邪がなかなか治らないので病院に来ています。


せっかくなので待ち時間を利用して、今朝の読み聞かせの記録をしておきます。

今朝は、僕の代わりにピエロのピエールくんが、魔法の世界からやって来てくれて、4年生におはなしをしてくれました(笑)。


ちなみに茶色のジェダイのマントを着ています。


まず最初に4年生の各教室(1、2、3組の3クラス)に行って、黒板に

「ハッピーハロウィン!
今日の読み聞かせは多目的室であります。」と書き、
ピエールくんのイラストを描きました。


そして多目的室に移動し、そこの黒板にもハロウィンのイラストを描きました。

やったプログラムは、昨年僕が“ゲームテリング”と名付けた、ストーリーテリングとテーブルトークRPGを合わせたようなおはなし。

タイトルは「パンプキンストーリー」。

アイルランドの昔話「お話を知らなかった若者」をベースにしたストーリーで、
主人公パディーの行動を、聴き手の子どもたちが決定し、その選択によってストーリーが展開していくという形式。

大人数相手の超シンプルなテーブルトークRPGという雰囲気。


パディーが狼やゾンビから逃れて丘の上の館までやって来て、

そこに導いたのがおせっかいな魔女であることを知り、

「これから旅先で話せる冒険話」を手に入れるために、命からがら館から脱出していきます。


途中、ゾンビや狼から逃れられるかの判定を、サイコロで決めます。


ピエールくんがサイコロを誰かに渡し、渡された子どもはピエールくんが云った数以上の数をサイコロで出せたら成功。

未満なら失敗して、パディーは死にます。

ただし、子どもたちは復活の魔法を3回まで使えるルールなので、

全員で「パンパン!」と手拍子を打つと、パディーは記憶を残したまま数分前に戻り、行動をやり直すことができるのです。


結局パディーは3回死にましたが、

無事ストーリーはラストシーンまでたどり着くことができました。


本当に楽しくて盛り上がったおはなし会だったのに、子どもたちは集中を全く切らさず、最後までしっかりおはなしを聴いてくれました。


パディー、魔女、ゾンビ、カボチャ男のイラストを描いて段ボールに貼ってハサミで切って作った手作りキャラクターボードも、すごく役に立ちました。


今回は、大成功と云ってよいと思います(笑)。


このゲームテリング形式のおはなし会、また来年をやりたいと考えています!