海へと通う日々(1) | さすらいふうふの世界一周

さすらいふうふの世界一周

世界を巡る旅を終え、帰国しました!
しばらくは(!?)日本で新たに生活を始めます。
ひきつづき、応援よろしくお願いいたします。


2012年12月12日~12月31日
~バリ島・クタ編~



サーフボードを手に入れた私たち。

海へと通う日々が続いた。


私たちが最初に宿をとっていたレギャンエリアにもビーチはあるのだが、

ヘリさんの紹介で知り合いになったWAVE DISTRATIONのおじちゃんのいるビーチに行って

サーフィンがしたかったので、宿からそのビーチのあるクタエリアまで歩いて通うのが日課になった。



朝8:30起床、宿の朝食をいただく。

ちょっとゆっくりして10:00過ぎにビーチに向けててくてく歩いて出かける。


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サーフボードを小脇に抱えて、てくてく歩く。


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てくてく歩いてビーチを目指す。

時間隊によっては通りが大混雑することも…バリの道はものすごく狭く、さらに工事中のところも多い。

その通りをものすごい数のバイクや車が走り、私たちのような通行人も歩く。

どこを歩いてもどこかしらがこんな風に大混雑だ。



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毎日通ったビーチへの道。結構距離がある。


もうちょっとビーチが近かったら…でもビーチ沿いにあるホテルはどこも高級リゾートホテルばかり。

貧乏旅行の私達には贅沢だった。

しかし、最後の訪問国インドネシアだから、そしてずっと来てみたかったせっかくのバリ島!なんだから、

ちょっとくらい贅沢してホテルのランク上げてビーチの近くに泊まる?

なんて話も出た。

でも、ここでの私達の生活に高級ホテルは必要なかったのだ。

なんせ、朝から晩までビーチに行きっぱなしで、ホテルは寝るだけ、の場所だったから(笑)



ビーチへ到着。

ビーチショップのおじちゃんとヨーヨーに「おはよう!」、世間話をしながら今日の波チェック。

「今日はいい波入って来てるよ~!」

「今日は昼から風が止んでいい波になると思うよ。」

「今日は午後から天気が崩れそうだから朝のうちに入っときな!」

毎日ビーチで過ごしているおじちゃんとヨーヨーの情報はドンピシャで当たった。



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曇りの日も、晴れの日も、少々の小雨の日も毎日ビーチへ通った。

この時期、雨期でクタエリアのビーチにはあまり大きな波が入ってこない時期だったのだが、

私達にとっては大きすぎる波よりよかった。



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たあは毎日海に入った。

私は鼻水が出た日は大事をとってお休みして、波と格闘しているたあを眺めた。


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疲れたら休憩…♪きゅっと冷えたコーラが旨い。



そろそろお腹も空いたし、疲れたな…と思ったら海から上がる。

おじちゃんとヨーヨーに「また明日ね!」とお別れして宿へ戻る。またてくてく歩いて宿へ向かう。

時計を見るとそれはだいたい14:00過ぎ頃だった。

そして、お昼ごはん食べに行く。



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ヘリさんに教えてもらった『TOTEMO』というワルン(食堂)。ここが私達のお気入りのお店となった。

海から上がった後の空腹感と言うものはすごいもので、もりもり食べられる!

ほぼ毎日のお昼ご飯に、時には夜ごはんもここへと通った。


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このワルンには西洋人向けのメニューも充実しており、これがまた、少々インドネシア料理に

飽きてきていた私達の胃袋を喜ばしてくれるものとなった。

どんなに美味しい料理も毎日続くと飽きてきてしまうのだ・・・


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ある日はどうしようもなく日本食が恋しくなって、偶然見つけた日本食レストラン『竹』へ行った。

(日本人観光客の多いバリ、日本食レストランもたくさんある)

たあは毎度のカツ丼(笑)、私はお昼の定食を頼んだ。

美味しかった・・・



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波がなくて早く海から上がったある日はショッピングに出かけた。

バリに来たら雑貨を見たかった私。

お土産物屋さんも見たけれど、私がとても気に入ったのは個人経営の小さな雑貨屋さん。

私の大好きなカゴバックがたくさん…

あれもかわいい!

これもかわいい!

これ見てもいいですか?


止まらない…


いろいろ悩んで、結局、私たちははカゴバック2個と、猫の置物4体と、ランチョンマットとコースター、と

バリらしいお土産を購入した。

たあはRIP CURLで水着も一着。

「これかわいいよ!」と私が一目ぼれした水色の生地に黄色いヒマワリ柄の縁取りがついた

とってもかわいいデザインの一品。

今持っているボーダーの水着をサーフィン専用で、この新しい水着は海やプール用だって。



そして、バリの日が暮れてゆく。


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バリの夕暮れもとても美しかった。

この夕暮れも私たちの「世界夕暮れランキング」に上位入賞することは間違いないだろう。



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夜ごはんを食べて夜は静かに眠るのみ。

毎日の日課の日記をテラスで書く。


時々お友達が遊びに来てくれた。

ネコにもネコ好きの人間が分かるのだろうか…私たちのところにはよくネコが遊びにやってくる。

ふと、イースター島の3匹の子猫ちゃんを思い出す。




バリでの海へと通う幸せな日々。

この平平凡凡とした時間が、

とても居心地がよくて、充実していて、

そしてずっとこうしていたいなあと感じる空間が、そこにある。



このために私たちはここにやってきたのです。




<ゆか>




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