昨夜のことだ。


仕事が若干長引いたため、酒でもきこしめすかと目論み、自宅最寄駅近くの小さなスーパーへと立ち寄った。

まあ、仕事が早く終わったら終わったで酒を飲むのではあるのだが。


酒場に行くのも億劫故に、適当な肴と安酒でも買ってさっさと飲んで寝てくれようか、などと思案しながら商品をカゴに放り込む。

死んだ魚のような目で。


余談ではあるが、第一印象は

「怖い」

「暗い」


と言われることの多い私が、疲れ果てた顔でスーパーを物色するという行為が罪に問われることのないことを願う。


長々と書いてしまったが、

実際のところ店内突入後2分から3分程度で酒と肴を選びレジへと並んだのだ。


すると、なんということでしょう。


良く目にするナアと思っていた店員さんがレジにいたのだが、普段しているマスクを外しており、御尊顔を拝見する運びとなった。 


えらい美人が、そこにいた。


失礼を承知で正直に言えば、

「逆」

はよくある。


だがしかし、マスクをしているときは特に気にもならなかったのだが、いざそれを外した途端に溢れるオーラ。


いやらしい気持ちではなく、純粋に感動を覚えたので、会計の際に万札の2〜3枚でも渡して


「感動をありがとう」


と伝えて帰ろうと思ったのだが、隣のレジに案内されたのでそれは叶わなかった。

そもそも現金をあまり使わない派だし、給料日前の財布に万札がいるわけも無いのだが、

実行してしまったら普通に気持ち悪いおじさんでしかなかったので、給料日前であることに感謝した。


心から。


近所のスーパーに行きづらくなるのはごめんだ。


私は会計後店を出るなり酒を開封し、自宅まで徒歩4分程度の帰路で歩き晩酌をはじめることになるのだが、それはまた別の機会に。



次回ライブ

5/18 @新宿Ruto


ライブ動画


「レモンサワー」