2月9日のシカゴ・オプション市場(CBOE)で
S&P500種株価指数オプションの値動きに基づいて算出される変動性指数(VIX、恐怖指数)は上昇。
5時30分時点では12.94と前営業日の清算値12.79から0.15ポイント高い水準で推移している。
VIX(恐怖指数)とは、「将来の相場に対する投資家心理を反映する指数とされており、一般的にVIXの数値が高いほど投資家の先行き不透明感も強いとされる。
通常は、10から20の間で推移することが多いが、相場の先行きに大きな不安が生じた時には、この数値が大きく上昇するという傾向がある。」(出典:野村證券HP)


【来週の見通し】
決算発表は終盤戦を迎え、週明けには東京エレクトロン<8035.T>の決算予定。水曜14日にはソニーG<6758.T>が決算を発表予定。来週も個別の物色は活況が続くと見込まれる。
米国では1月の消費者物価指数(CPI)ほか経済指標の発表が多く、結果を受けた米長期金利の動向には要注目だ。
ただ、米金利が低下すればリスク回避の流れが加速する公算が大きく、金利が上昇すればバリュー株に資金が向かいやすい。
日経平均は今週、直近高値を上回っており、今は買い手の方に勢いがある。