どうも。ニンニン こと蔵崎 恵心です。
久々の更新。苦笑 またちょっと旅しておりました。笑 それも近々載せます。
さてさ、仙台 備忘録の最終章
仙台ヒーマーを終えた翌日。僕はとあるところに行ってきました。
陸前一ノ宮 鹽竈神社です
200ものある階段
有名なパワースポットなだけあって、人も割といました☆
お隣の志波彦神社も参拝しました
その他にもいくつか名所があるようだったので、炎天下の中、ひたすら歩き回りました。
ここは煙波亭(えんぱてい)と言われる、江戸時代の博識な著名人が集まって交流をはかった場所なのだそうです。
それこそ、林子平や松平定信の名前も記されていました。
この碑は松尾芭蕉の晩鐘の碑だそうです。
なんと書かれているか分かりません。苦笑
そういえば、ここ塩釜は、松尾芭蕉が通った場所でしたね。
実は僕、旅するとどこに行っても必ずと言ってよいほど、松尾芭蕉とご縁があるんです。
まず初めてのひとり旅(プレひとり旅)である日光(奥の細道)
松尾芭蕉といえば、三重県伊賀上野市生まれ(という説)(芭蕉翁生家あり)
僕が本格的にひとり旅を始めた場所でもあります。
東海道五拾三次の宿場 水口 (野ざらし紀行) ←そのうちまた触れるので要チェック!笑
そして、1年前の中山道の旅
妻籠宿と馬籠宿(奥の細道)
この前、石川県金沢市の兼六園に行った時も松尾芭蕉の句碑がありました。(奥の細道)
そして今回の仙台・塩釜(奥の細道)
これはただならぬものを感じます。
松尾芭蕉は忍者ではないかという説があります。
あれだけ全国津々浦々を歩き回ったのですから
俳人でもあれば、旅人でもあり、忍者でもあるかもしれない松尾芭蕉
不思議とご縁を感じます。
そして、気になるスポットを発見!
古銭という文字を見つけて一気にテンションがあがりました!!
実は僕、古銭が大大大好きなんです

特に銭

いつも忍者財布巾着には4匁ほど忍ばせています。
なんとそこは昔懐かし駄菓子屋さん!
そこでなんと古銭や切手が売られていたのです!
なんでも、ご主人が古銭マニアだったそうで、こういうものを集めていたんですって☆
主に江戸、明治、大正、昭和、平成の貨幣類!!
コレ全部実物の古銭です!
寛永通宝から、文久通宝、永楽通宝、渡来銭、函館通宝、うんちゃら通宝…
さらには仙台限定の通宝まで!!笑
銭にも1匁銭から4匁銭と種類があるんですよ。
しばらくココで古銭を眺めていました。
駄菓子屋としては63年やってるそうですが。(その前は何をやっていたのか聞くの忘れた!)
僕の所持してるものは1匁銭の寛永通宝ばかりでしたので
コレで一気にバリエーションが広がりました!(^^)
この文久通宝

ほとんど銭には「寶」と難しい漢字が使われるのが多いのですが、コレはそれが「宝」と書かれた非常に珍しいタイプの銭だそうです。
なぜここを訪れようと思ったのか
実際はパワースポットで調べたら鹽竈神社が出てきたからなのですが



ただ
本当はそれじゃないと思うんです。
この駄菓子屋さんに訪れるためだったと思うし
ココ塩釜はかつて松尾芭蕉が渡り歩いた場所だから、呼ばれたような気もするんです。
それと、歩いている途中で、「東日本大震災の津波、ここまで到達する」と書かれた碑を見つけました。
港まで大分離れているけど、ここまで押し寄せていたんだと。
駄菓子屋のおばあさんとも話をして、当時の様子を少しだけ語っていただきました。
駄菓子屋の1階部分は水浸しだったけれども、2階は無事だったとか
避難所で生活していたときの話とか
今もこうしてお店が続いていなければ
見ることも聞くこともなかったでしょう。
正味6時間ほどの滞在でしたが、本当に貴重な旅と経験でした。
松尾芭蕉の地を歩き、駄菓子屋に出会えて、古銭を見つけて、おばあさんから話を聞く
今回ここを訪れたのは、必然だったんだなぁと思ったのでした。
仙台 備忘録 これにて 完