冷たい雨の土曜日に退院して、一転素晴らしい野外コンサート日和
に恵まれた翌日曜日、いつものギタリスト山本さとし君と芦花公園
に行って来た。

第10回パークライブ
   芦花公園しあわせの野外ステージ


   場所:芦花公園内「やごの楽校」前広場
   日時:12月6日(日)12:00~15:00(雨天中止)

   主催:芦花公園しあわせの野音の会
   連絡先:090-9365-1475(竹本)・090-7015-5168(志茂)

   ※出演 4組中の2組目
    出演時間:12:40~13:20(40分間)

   ギター伴奏&ゲスト:山本さとし
   歌:やまだじん

40分ばかりのステージ持ち時間もやっとで、山本君のサポートや
観客の温かい励ましに支えられて、何とか歌い切る事が出来ました。

真っ黄色に染まった銀杏の大木に迎えられ、ステージはすっかり葉を
落としたケヤキ林の中、この時期には考えられないような暖かい
木漏れ日浴びて、落ち葉の絨毯の上で歌いました。

お犬様を抱いて散歩の途中か妙齢のご婦人が、用意した椅子がある
のに座らずに? お年を召された老夫婦は仲良く一番前に。そして
二つか三つか可愛い盛りの女の子?男の子?、この年頃は性別さえ
よく分からんのだが、お母さんと正面に。そぞろ歩きの通りすがりに
ちょっと立ち止まっては聴いて行く、そんな人が一番多かったか。

自然の中で自然に流れていく音楽と聴衆の出会いの場。ピクニック
文化を持つというアメリカではこんな感じではなかろうかと思った。
ココ(都立蘆花恒春園)に、「誰でもが使える常設の野外ステージを
作ろう!」という地元有志と関係者の努力で、毎月1年近く続けて
こられたというパークライブだが、自然の中でこうして歌ってみると、
こんなこと言って申し訳ないが下手な箱モノ(野外ステージ)は
いらないんじゃないか?とも思えてくる。

10/4「ともしび」でのコンサートに来てくれた、30年来家族ぐるみの
付き合いを続けている地元北烏山の友人A夫妻。彼らが取り持って
くれたこの日の出会いの場。主催者やスタッフ、共演の若い明大生達
とももっと話したかったなぁ。
次回は2月とのこと。次の約束の出来ない「からだ」。一期一会の思い
をかみしめ歌いかけた一日となった。

今回も佐野から、「聴く会」のメンバー四人が鍋釜から料理一式を
車に満載で駆けつけてくれ、終了後はうちの事務所で近所の友人達も
加わって「退院祝い」兼「打ち上げ」兼の「大特製寄せ鍋忘年会」と
なった。