今日は総務省と厚労省、縦割り行政の弊害を身をもって感じた日。

それにしても、土砂降りの雨の中をせっかく工事に来てくれた某
電気工事業者の担当者さんの可哀そうだったこと。

事の発端は、西部保健福祉センター在宅支援係からのアドバイス。
独居在宅療養だし、無料で工事取り付けをしてくれるので、いざ
何かという緊急時のためにこの際申し込んでおいたらという薦め
からだった。

事前のリサーチで、電話回線を使用するのだが「アナログ式電話
回線のみの対応です」とあったので、本当に大丈夫かと確認の問い
合わせをしたのに、大丈夫と云うから申し込んだものなのです。

来てくれた工事担当者さん曰く「役所の皆さんもまだ分かってくれて
いなくて、この手のトラブルが多いんですよ」。
今日も朝から立て続けの2件目だという。
電波関係の元締め・総務省と、福祉の本山・厚労省との連携の悪さ
の見本みたいなものですな。

このシステムが使えるとして、設置されたナースコールのような
ボタンを押すと、最寄りの消防署(救急車)に繋がり、まず救急車
が出動する前に、利用者が事前に登録し鍵を預けておいた「地域
協力者」という名のボランティアさん宅に一報が入り、様子を見て
来てくれるように云われるのだそうだ。

何のことはない、ボランティア頼みの話じゃないか?!

協力者になってくれる方3名を挙げてくださいと云う事なので、友人
のKさん他にプライバシー情報まで提供していただいてお願いした
ものだが、結局取り消す羽目になった。