美味しいもの週間、頂き物月間(?)だった7~8月。
掛け声倒れだったダイエット!俺の好きな夏も終わる。
脳梗塞の発作に見舞われ、5月末に退院して以来、プクプクと
見事に腹回りだけがせり出して立派なメタボに。62年の人生で
今が一番肥っているかもしれない。
ALSというこの病を得て療養生活に入ってから、ほぼ2週間に
1度の割で柏と武蔵小金井から2人の姉が訪れてくれている。
これは終戦の日・土曜日のお昼。某デパ地下の弁当。
野菜たっぷりのヘルシーメニューに、別添えでジャコと大根の
サラダが。
また、柏の姉は、家伝、独特の梅の酢漬けとラッキョーを、糠
漬けの得意な小金井の姉は、この日は色鮮やかな茄子と胡瓜
の塩漬を持ってきてくれた。
Joeさん・・・。
先輩と気軽に云ってはいるが、音楽の世界に足を踏み入れて
からというもの40数年、一貫して見守っていただき世話になって
きた師匠であり恩人です。
7/31朝。「近くの練馬まで行く用があるので寄るよ」いつもの
そっけない調子のメールが入る。
富士見の山の畑から朝採りの、この胡瓜3本が手土産。
色つや張り、太さ長さも申し分なく「俺が作ったんだぞ」という自慢
の1本を、さっそく何もつけずにガブリ!あの独特の青臭さも新鮮で、
美味かった。
気遣いを思い、思わず・・・目に汗が。
イ・ビョンホンにこのところスッカリはまってしまっているという友人
の奥さんY子さん。
彼を追っかけてというか会えるわけではないので、彼の足跡を
たどるような韓国ツァーに先月末行って来られた。その時の
おみやげ。
小さいほうのボトルが「マッコリ」、いわゆる濁酒(どぶろく)って
やつです。酵母が生きていてちょっと酸っぱい。慣れるとこの味に
嵌ってしまう人も多いとか・・・
グリーンのボトルは、今韓国で最もポピュラーな1本ですって。
アルコール度数20度。日本では25度が主流だが、この5度の差は
大きい。
お隣の国では、女性でも生のままこいつをキュッとやっているが、
わが国ではだいたい何かで割って飲んでいる人が多いようだ。
(俺?俺は生のままでやる人です)
ある日の昼食。ソーメン。
奥に茄子の漬物、タッパは豆腐と夏野菜のサラダ、手前のは
エビフライ。
ソーメンは桜井・池利の三輪素麺だとか。上記のY子さんが持って
来てくださった全て手作りの品々。
ソーメンは勿論美味いのだが、このバランス、気遣いがうれしい。
中でも「豆腐と夏野菜のサラダ」が。木綿豆腐は固く絞って手で
粗くほぐし、胡瓜・茗荷を中心に極薄にふわっとスライスしてある。
だから舌触りの優しいこと。
日ごろの食卓にたっぷり野菜が欠かせないというお宅。Y子さん
のプロはだしの包丁さばきを支えるのはご主人Kさん。
愛用の包丁を毎日3本は研がされているという。
汁は、酒田在住の古い友人Mくんが送ってくれた地元では誰もが
知っているふるさと自慢の逸品、お醤油です。ソーメンには最高!
(こいつが凄い好いんだが、済みません銘柄不明で紹介できません)
割り箸を添えていますが、せっかくのソーメンももう箸では
手繰れません。
残念ながら、手前のプラスチックのフォークでいただきました。