間もなく62才の誕生日がやってきます。真夏の生まれ

ゆえか夏バテ夏痩せというものをいまだかつて経験した

ことがありません。

こんな風にALSになっても食欲は人並み以上にあり、快食

快便、内臓機能は絶好調のようです。


さて、春先から日大板橋HP・腎高泌内科Drの処方で「ア

レジオン」(アレルギー症状を抑える薬)と、脳梗塞で

入院以来、特に血圧が高いというほどではありませんで

したが、血圧を下げるという「ディオバン」を服用して

きましたが、先週初めの受診後この服用をやめています。


ひょっとしたらその影響でしょうか?先週の水曜あたり

から左手掌が突然痒くてたまらなくなったりします。

いつも痒いわけではなくて間欠的に突然襲ってきます。

別に皮膚にできものや湿疹なども見られず、何かのアレ

ルギー症状なのでしょうか?


同じ頃、下顎の左奥、1本で入れ歯を支えて頑張ってくれ

ていた奥歯が痛み出しました。シーハ、シーハすると

異臭が口腔内に広がります。たぶん被せた中が化膿して

しているのでしょう。


この3連休が明けたら、ケアマネさんを通して「訪問歯科

診療」をお願いしたいと思って、毎朝来るヘルパーさん

も相談していました。

今朝早速、かつて診てもらったことのある中板橋の「Y

歯科」さんに訪問診療を依頼しましたよと、ケアマネ

さんからメール。

迅速な対応に、おかげさまで今週の金曜午後一の予約が

取れました。


16日の木曜日。

いつも週1回お世話になっている「Nデイサービスセン

ターで、入浴時にちょっとした事故。

入浴後の車いすへのトランス(移乗)時だ。一人が前

から受けて、私が立位を取っている間に、もう一人が

ズボンを上げて車イスをセットするという作業。前から

支える一人も私自身も足元は見えていない。真後ろから

でなく横から車いすが入り、足置きのステップが中途

半端に立っていたからぶつけたのだと思う。

左脚の弁慶の泣き所を思いっきりそのステップの角に

ぶつけ、ぶつけたところは赤紫に凹んだよ!


往急にと、ありあわせの湿布を看護師さんが貼って

くれたが、そのままにしていたら、日曜の朝に身体介護

で入ってくれているヘルパーさんに指摘される“まだ

腫れているわよ!”だって・・・。


ぶつけた個所にさわれば確かに痛みはあるが、生来痛み

に強い体質でもあり騒ぎ立てるほどのものではない。

そのへこんだ近辺には、かつてサッカーやオフロード

レースで付けた傷やへこみがあちこちにあるのだから

・・・。

ただ若く経験の少ないNデイのスタッフに云いたいのは、

同じ事故を他の人に二度と起こして欲しくない、コレを

教訓として活かしてもらえれば良いのだ。それがひいて

は良い意味で経験値を上げる事につながるのだから。


それにしても、今どきの若い人じゃなくたって介護職を

敬遠したくなる気持ちは分かるよねぇ。

今どきのお年寄りの、傍若無人というか我儘な言動には

眉をひそめたくなるばかりか情けなくなるもの。

俺が痛い思いしている時にも、後ろでは馬鹿だのこの

ヤローだの罵声を浴びせている男がいた。(一時的に

自分が構ってもらえなくなったから?)


お年寄りだから、デイの利用者だから、障害者だから、

飯のタネ?お客様は神様だから?

「自立支援」が柱だと云う事をもっと強く打ち出して、

何でもいいなりで甘やかすのではなく、自分で出来る

ことはどんどん自分でしてもらったら良い。又、自分

出来るように仕向けて行くことが、ひいてはリハビリ

にもなるしそのお年寄りのためなのだから・・・


俺自身でいえば、シャンプーなんぞ自分で納得いくよう

ゴシゴシ洗いたいし、前の所なんぞは自分で洗いたいよ。


数多あるデイには、それぞれの方針やポリシーがあると

思うが、自立支援という観点からみると、Nデイさんは

ちょっとお手伝いしすぎかな?

デイに通うお年寄りにはまだまだ元気で、仕事がしたい、

人の役に立ちたい、人に喜んでもらえればとウズウズ

している人もいるのだ。

○○サン、お願い!と一声かければ、喜んで手伝って

くれる人はいると思いますよ。


事故や失敗があった時のことばかり先走って考える、

あるいは責任を負う事を恐れるのでしょうか。

それも利用者との信頼関係がきちんと築かれていれば、

恐るに足りないことだと思うのですが。


俺自身との関係でいえば、徐々にNデイさんの若い

スタッフたちと信頼のきずなが強まった気がして、

心強く思ってきているこの頃です。

失敗を恐れず、利用者にとって良かれと思う事は何でも

試してみてもらいたいものだ。