いつも御覧いただきありがとうございます。
実は、私が入社以来ずっとやってきた固有技術を使える生産ラインがなくなってしまうということで、
少しずつゆっくりと工場全体で別の仕事に移動しはじめています。
会社からは、その部署に最初は希望せずに配属された場所で様々な経験をさせてもらって、成長させていただき大変感謝しかないのですが、やはり技術屋として、それなりにやってきた自負があるのですが、
それを生かす場所がなくなってしまっては、どうしようもありません。
（そもそも今はモチベーション的には低いのですが、新しい技術は少しおもしろいかも。。）
経営層は、所詮突き詰めれば、製造業は、
個々が技術を極めればいいといってたりしましたが、
市場が変われば、役に立たない。
もちろん固有技術のすべてが役に立たないわけではないし、
汎用技術や、不変の考え方、仕事の回し方などはいかせますが、世の中の技術の栄枯盛衰の無常を感じずにはいられません。。
一般的には、仕事があるだけ、ましなのかもしれません。。
労働者（個人事業主）は所詮、
自分の磨いてきた技術を必要とされるフィールドがなくなってしまったら、
どうしようもありません。給料（P/L)ばかり考えていても、
市場の環境が変わってしまえばどうしようもなくなってしまいます。
ファミリービジネスとして、不動産賃貸業を始めて、従業員はいないですが、
経営者側/資産を持つ側に立つことの重要性を改めて理解することができてます。
すごいジレンマです。
実際やめて専業になっても（Fire, セミリタイアではなく）
何とかなるレベルになっていると思っているのですが、
そこに到達したら逆に次の投下資本のために、
会社をライスワークとして続けた方が、いいのかと思い始めて、
本当にどうどうめぐりです。これが幸せなのかもしれません。
某大家塾でご年配の方に、仕事は修行だからつづけた方がいいよ。
やりたくないこととか左遷されたりするかもしれないけど、それがいい経験になるんだよと。
大家業だけになって、いろんな人と会わなくなると、謙虚さがなくなってしまうよ
と言われて、それもそうかもしれないなと思っています。
（会社は辞めても、リフォーム会社をやるだけなんですけどね。。）
ということで、本日も最後までありがとうございました。
おやすみなさい。
おしまい
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