Vol.161【音楽 坂崎幸之助となぎら健壱の「フォーク喫茶ジャンボリー」①】の続きです。
「フォーク喫茶ジャンボリー」は、もともと、1991年~1992年にかけてwowowで放送された「坂崎幸之助のミュージックランド」という番組の人気コーナーでした。なぎら健壱さん(以下「なぎらさん」と言います)が扮する「フォーク喫茶ジャンボリー」のマスター「中津川渡」のところへ坂崎幸之助さん(以下「坂崎さん」と言います)が訪れ、毎回、二人でギターを弾きながらかつてのフォークソングを歌い、爆笑もののフォーク談議に花を咲かせる、という番組でした。
今回は、「フォーク喫茶ジャンボリー」の中で私が大好きな回について、個別にお話ししたいと思います。今回は「変な歌特集」の回です。
《変な歌特集》
なぎらさんのマスターが、店でこたつ(なんで店にこたつが?)に入ってレコードをかけながらギターを弾いていて「分かったぞ、分かったぞ」と言っているシーンから始まります。「高田渡」さんの「アイスクリーム」という歌の原曲が「彼女が山からやってくる」という歌だということが分かったというのです。
[高田渡 アイスクリーム]
[彼女が山からやってくる]
となりで同じくこたつに入っている坂崎さんが「マスター マスター! 何やってんのよ!」と話しかけているのに、「ひと月探したぞ・・・フォークソングがいかに影響を受けているかということが・・・」などとブツブツつぶやいています。坂崎さんがマスターの顔を見ると、目の下に真っ黒なくまが出来ています(メーキャップです)。その顔で見つめられた坂崎さんは「その顔、ホント怖い」と言っています。
正気に戻ったマスターは「こうしてフォークソングの歌を紐解いていると、面白い歌がいろいろあるね」と言います。
この後は、二人の掛け合いで繋ぎながら(←この掛け合いが面白い)、弾き語り(坂崎幸之助となぎら健壱の弾き語りですよ!)でフォークソングの変な歌を紹介していきます(ほんのサワリだけですが)。
まず最初は、まだ売れていない頃の「かぐや姫」の「僕は何をやってもだめな男です」を坂崎さんが歌います(私もカラオケで時々歌います)。
[僕は何をやってもだめな男です](ジャケットの写真の伊勢正三さんと山田パンダさんの顔が・・・)
もう1曲、かぐや姫の歌で「10円玉を二人で飲んで どちらが早く出てくるか 競争しましょー」という歌も歌っています。この歌はアルバムに収録されていないそうで、残念ながら、私はこの歌を知りませんでした(You Tubeでも検索できません)
次に、「南雲修治」という人の「バキュームカー」という歌を二人でニコニコしながら歌います。私はこの歌のサビ「バキュームカー バキュームカー」というところは確かに覚えています。今回You Tubeで検索したんですが、全く出てきませんでした(残念です)。
余談ですが、そういえば、大相撲で「若三杉」さんが活躍していた頃に、その応援ソングの「ソウル若三杉」という歌がよくかかっていたんですが、この歌は「ドクター南雲とシルバーヘッドホーン」というグループが歌っていて、南雲修治さんだったんですね。今回初めて知りました。
[ソウル若三杉 ドクター南雲とシルバーヘッドホーン]
次に(「次に」が多くてすみません)、なぎらさんのマスターが「そう言えば、黒川つねみの・・・よく覚えてないんだけど、最後が『火縄銃でドン!』でそこだけインパクトがあったなあ」と言います。坂崎さんはよく知らない歌のようです(私も全く知りませんでした。「ドン!」ではなく「ボーン!!」でした。)
[火縄銃でボーン!! 黒川つねみ]
一段落して、坂崎さんが「他にどんな歌がありましたかねー」とマスターに振ると、「うーんと、『新幹線はうんと早い』かな」と言って、ギターを弾きながら歌い出します。なぎらさんのカントリー系のギターは本当に素晴らしいです。
[新幹線はうんと早い なれあいシンガーズ]
[変な歌特集 Part1 フォーク喫茶ジャンボリー]
[変な歌特集 Part2 フォーク喫茶ジャンボリー]
今回はここまでとします。しかし、こんなふうにしてダラダラ紹介してていいんでしょうか。ま、いいか。
※ Xに画像を投稿しました(2025.8.16)。
(以下次回→時期は未定)