Vol.108【音楽 私が持っている昭和の時代のシングル盤①】の続きです。

 私は、青春時代に買ったシングル盤を、今でも40枚ぐらい持っています。その思い出深いシングル盤を、順不同でご紹介したいと思います。カッコ書きは、歌っていた歌手・バンドの名前、発売された年、作詞・作曲者です。

 

《シンシア》(よしだたくろう&かまやつひろし 1974 作詞・作曲吉田拓郎)

 この「シンシア」というシングル盤は1974年にリリースされていて、1974年と言えば、私が18才の時で、自作でステレオを作ったりしていろいろな音楽を聴き始めた頃です。若い頃の私は、吉田拓郎さん(以下「拓郎さん」と言います)の「元気です」というアルバム(1972年にリリース)の中の数々の曲に救われたと思っています。この「シンシア」という曲を聞くと、「猫」というグループの「各駅停車」というシングル盤も思い出します。この2曲は毎日よく聞いていました。

 この「シンシア」という曲は、拓郎さんが、元祖アイドルと言われている「南沙織」さんの大ファンであり、南沙織さんに捧げる曲として作ったもので、シンシアとは南沙織さんのクリスチャンネームだとのことです。

 

 

 

 

《竜飛崎》(よしだたくろう&かまやつひろし 1974 作詞:岡本おさみ、作曲:吉田拓郎)

 この「竜飛崎」(たっぴざき)という曲は、「シンシア」のB面に収録されていた曲です。作詞は岡本おさみさん、作曲は拓郎さんということで、森進一さんの大ヒット曲「襟裳岬」の作詞・作曲コンビの曲です。

 私は、B面のこの曲も大好きで「シンシア」よりもよく聴いていたんじゃないでしょうか。「竜飛崎よ どてっぱらを~」のところのシャウトする拓郎さんの声が大好きで、また、かまやつひろしさんは、同じ部分をカントリー調の声で歌っており、「さすがだな、年季を感じるなー」と思っていました。

 拓郎さんが歌う「襟裳岬」は森進一さんのものとは全く違うアレンジで、拓郎さんが最初に森進一さんの襟裳岬を聞いた時には、椅子からずっこけたそうです(ちょっとオーバー)。

 

 

 

 

(森進一さんのバージョン)

 

※ Xに画像を投稿しました(2024.3.19)。

https://twitter.com/sasurai_hiropon

 

(次回に続く→時期は未定)