お正月のヘッドマークを付ける路線といえば、同じ大師線を名乗るこちらもそう。

はい、京急の大師線です。

東武大師線の「大師」は西新井大師のことですが、こちらの「大師」は川崎大師。もともと、大師線がそもそもの京急の発祥の路線であり、現在のお正月の「初詣」という行事を作ったきっかけになったのが前身の京浜電鉄といわれています(諸説あり)。

 

大師線ヘッドマーク撮影の終了後、こちらの大師線にも2日のうちに行っておこうと思い立ち、西新井から東急8500系による急行中央林間行きに乗って押上へ。押上からは都営浅草線、さらに泉岳寺から2100形の快特に乗ることができました。2100形はいいですね~(^o^)

 

…そんなこんなで京急川崎駅地平の大師線ホームですよ。

 

まずこちら。

ヘッドマークのデザインには2種類ありまして、1種類は干支にちなんでか鳥(鶏?)が京急の制帽を被って駅員に扮しているもの。

 

 

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これだとデザインがよく分からない

 

この日の運用は、1500形で占められておりました。時折600形や新1000形の入線があるのですが、この日は無し。

今後は1000形1800番代車の入線にも期待したいところです。

 

というわけで接写したのがこちら↓

 

 

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なかなかかわいらしい

 

シンプルながらもかわいらしいデザインとなっておりました。

 

もう1種類は、走る電車の上に鳥(鶏)とヒヨコが乗っているもの。

それがこちら↓

 

 

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こちらは黄色ベースでカラフル

 

接写がこちら↓

 

 

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擬人化された電車に跨っている

 

この電車ですが、中央に貫通扉があるデザインのように見えます。現在、京急で中央に貫通扉がある先頭車を持つ形式といえば、このヘッドマークを付けた1500形か、新1000形の1800番代車。いずれにも見えますが、もしこのヘッドマークの作成者が、このデザインによって1800番代車をさりげなくアピールしているのだとしたら、「お見事!」と評したいところです。

 

おまけ。

高架の本線ホーム(上り)にある発車案内の「パタパタ」。平成11(1999)年の交換以来、19年目を迎えましたが、なお健在です。

 

 

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元気に稼働中

 

最近はLED式に取り換えられる例が多くなり、駅も空港もこういう「パタパタ」こと反転フラップ式の案内表示器は減っていますが、ここのはまだまだ使われそうです。

そういえば、伊丹空港の到着ロビーにはまだ「パタパタ」が残っていたんだけど、もう取り替えられてしまったかな?

 

追記

どっかのブログで「3月のダイヤ改正を機に東横線各停が10連化される」とかいう与太話が流されているらしいけど、それを言ってる人&信じてる人、白楽駅行ったことないでしょ?

あそこの下りホームの渋谷寄り見てごらん。土地が崖のように出っ張っているせいで、昔の阪神春日野道とタメ張るほどの激狭だから。さらにその先の非常用ホームはもっと激狭。あれじゃホームドアを付けようなんて無理だもの。

それでも線路を移設するか崖の部分を削るかすれば延伸もできなくはないけど、移設には莫大な費用と長い時間がかかるし、崖の真上は道路になっているからおいそれと削れない。

そもそも、9年前に副都心線が開業したとき8連を導入したのって、同線の需要予測の結果もそうだけど「東横線の各停を10連化するのはどう足掻いても困難」ということが分かったからなんじゃないの?

そういう開業前後の事情や駅の実情を抜きにして物を言っても、あまり説得力はないような気がする。勿論、願望を言うのは自由だけれども。

今度の3連休で、東横線の各停しか停車しない駅のホーム延伸の可能性を、現地を視察して検証してみましょうかね…。