タイトルの元ネタは東京スカパラダイスオーケストラ「WALK BETWEEN RAINDROPS」です。
新長田で「鉄人28号」の像を見た後は、西神・山手線に乗り、西神中央駅へ。
西神・山手線は10年以上前に乗っているのですが、そのときは夜間で、地上区間の景色は見えませんでした。
しかし改めて見てみると、名谷駅から先は…
これ地下鉄じゃねえよ
というレベル。周囲が丘陵地…というか山地ですからねえ。京王相模原線か北総開発鉄道(成田スカイアクセス)に乗っているかのような錯覚に陥りました。
実際、名谷-西神中央間は「西神延伸線」という名称で、厳密には「地下鉄」ではないらしいですし。
どこかで「駅撮り」をしたいものだ…と思いながら乗っていたら、結局終点の西神中央まで言ってしまいました。
というわけで、西神中央駅で撮影した車両をご覧に入れます。
まずは、西神・山手線開業時から活躍を続けている古豪1000形と、3000形とのツーショット。
柔らかな曲面の3000形もいいですが、1000形も登場後満40年経過したとは思えない斬新なデザインで、全く古さを感じさせません。
(当初右側の車両を2000形としていましたが、3000形の誤りです)
1000形の車内はこちら。車内の様子と銘板の2点をノーキャプションで。
確かに40年経過しています。
ちなみに、これら車両のカラーリング、緑の濃淡は、かつての神戸市電のそれと同じものなのだそうで、車号の数字の独特な字体も、市電のそれを引き継いでいるんだそうです。
こちらは、北神急行7000系と並んだ1000形。
色調が両社で全く違う
1000形が発車した後、7000系だけになったときに撮影。
やはり緑の中では目立つ
全然違う色調の車両がいると、やはり目立ちますね。
ところで、来年、神戸市交通局は創立100年を迎えるとのこと。
100周年を伝える横断幕
こちらは新長田駅の階段途中にあったポスターです。
100年かけて路面電車から地下鉄へ
神戸市交通局は、元々民営だった「神戸電気」を買収して路面電車・電力事業を行うことになった「神戸市電気局」の設立が始まりで、その設立が大正6(1917)年ということで、来年が100周年ということです。
喜ばしいことですが、その陰では1000形の退役が近付いているとも。というのは、西神・山手線にはホームドアの導入計画があり、そのために車両を置き換えるとか。そうなれば、最も車齢の高い1000形は真っ先に…ということになります。
ホームドアだけではなく、阪急との乗入れ計画も取り沙汰されている西神・山手線。その変貌にも要注目です。