リバイバル塗装の編成も出て、いよいよ退役も間近と噂される京急800形。
その800形による「普通車(各駅停車)」に品川から浦賀まで乗り通してみたくなり、三浦海岸駅のホームドア視察と合わせ、京急を訪問しようと決断。
11月23日正午過ぎ、京急品川駅のホームに立ちました。
すると…。
一発ツモ!
一発で800形を引き当てました\(^o^)/
最近、京急本線の普通車は1000形の4・6連、600形の4連、あるいは1500形の6連だったりすることが多く、800形の運行の機会が少なくなっているだけに、これは幸運でした。
しかも、最後部の運転台真後ろの席を確保することに成功(^_^)v
ベストポジション
京急は必ず先頭車が電動車ですから、故にこの場所は電動台車の真上。よってモーター音が堪能できるわけでして。
12時19分に品川を発車。
早くも4駅目の鮫洲で、羽田空港行き快特を待避。
京成車@鮫洲
新3000形ですね。
新3000形は、つい最近まで8連が第1編成の1本しかなく、そのため京急乗り入れはレアだったのですが、最近の増備により8連は6本に増えましたので、それだけ京急線内で遭遇する機会も増えています。
さらに3駅、平和島では「A快特」(品川・泉岳寺発着の快特)を待避。
2100形が走り抜けていく
そして、京急蒲田では3分停車で羽田空港方面への快特との接続を図ります。
ここまでで既に21分経過。
六郷土手を出て、多摩川を渡ると京急川崎。
京急川崎では、快特とエアポート急行のダブル待避を行います。そのため停車時間も6分と長めに取られています。
生麦では快特の通過待ち。
生麦
さらに神奈川新町では、エアポート急行の待ち合わせもありました。
そして13時17分に横浜到着。
品川-横浜間の所要時分は、何と58分。快特なら途中京急蒲田・京急川崎の2駅停車で17分ですから、実に3倍以上の時間がかかっていることになります。
横浜を出ると、次なる待避駅は南太田。ここでも、京急川崎と同じように、エアポート急行と快特の2本をまとめて待避します。
南太田駅の特徴は、上下線とも本線がホームのない通過線になっていて、駅に停車する列車は側線に入る形態になること。新幹線の駅と同じ構造です。
南太田で2本まとめてやり過ごす
南太田では、到着前にこんな放送が。
「次の南太田では、車両の中央2つのドアが開きません。両端のドアからお降りください。」
どういうことかと思っていると…。
左側奥の扉のみが開いているのがお分かりいただけるだろうか?
それでも乗降客は特に慌てる素振りもなく、淡々と乗り降りしていました。京急では「プロ乗客」などといわれ、乗客になるにもそれなりの修練が必要だとネット上では言われたりしますが、勿論そんな大袈裟なものではないにしても、「いつものこと」として慣れている感じはあります。
面白いのは、上大岡では緩急接続がなかったこと。おかげで、本線で堂々と客扱いし、僅かな停車時間で出て行きました。
そして次に長時間停車する駅は、逗子線を分ける金沢八景なのですが、ここまで品川発車から1時間半以上かかっています。
写真の点数が多くなりましたので、次に続きます。