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写真は京成金町駅で撮影した3300形です。

3300形といえば、以前にも当ブログで取り上げたこともありますが(当時の記事は こちら )、現在の京成に唯一残る「赤電」の生き残りであり、すでに新造投入後40年にならんとする車齢でありながら、未だ矍鑠たる活躍を続けています。

この編成は、一般カラーで「赤電」た「ファイアーオレンジ」のリバイバルカラーではありませんでしたが、側面に葛飾区亀有を舞台にした人気漫画のキャラクターをあしらった観光宣伝がラッピングされていました。

以下2点、あえてノーキャプションとします。



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なかなか強烈なインパクトですよね。


車内はこうなっています↓



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今となってはちょっと時代遅れ?


座席のワインレッドのモケット、懐かしいですね。管理人お膝元の東急も、8000系列までこのワインレッドのモケットを使用していました。その後9000系デビューによりオレンジ&ブラウンに順次取り替えられ、ワインレッドは東急から姿を消してしまいましたが。

今にして思うと、黄色みの強いクリーム色の壁と相まって、時代遅れな感じがするのもそうですが、やや暑苦しい配色という気がします。


そして銘板。



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東急車輛製だった!


東急車輛もJR東日本傘下になり、企業名も変わってしまいましたので、今後は貴重品になりそうです。


そして最後に、昭和の京成といえばこの筆記体のような「Keisei」ロゴ!



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これは、今の視点でもイケてると思う


管理人の伯父が京成沿線に住んでいたことがあったため、子供のころ年に何回か京成に乗る機会があったのですが、そのたびにこのロゴを見て、かっこいいなと思っていたものです。もっとも私のころは、さらに古い「K.D.K」のロゴをつけた車両もいましたからね。


…管理人の個人的な思い入れはさておき(滝汗


よく見ると、塗装にはひび割れが目立ち、そこかしこには老朽化の現れた箇所もあります。そりゃ40年にもわたって活躍してきたのですから、そうなるのも無理はないのでしょう。管理人も「赤電」に思い入れのある世代ではありますが、そろそろ静かに引退させてやってもいいのでは…と思ってしまいます。


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※ 当記事は05/12付の投稿とします。