9/27「ロッテ×ソフトバンク」観戦記
今年で最後になる王監督
の指揮(現場でのユニフォーム姿)を何とか見たく、この日(おととい土曜)のロッテ戦が関東での最終試合と知り、思い立って千葉マリンスタジアムに行って来ました(実は同じ日に、大学野球観戦も考えており迷ったのですが、本当にラストチャンスのこちらを優先してしまいました、、)
チケットは前日の時点で「ビジター外野席」のみ僅かに残っていて(他は完売)それを予約。
来月からの勤務先で打ち合わせが昼過ぎまで行われ、その後に神奈川県内から向かったため、到着は3時前位。この球場は初めてゆえ勝手が分からなかったのですが、スタジアム前の出店でランチを買い、ゲートを尋ねながらチケットを引き換えて中に入りました。
空いている席を探し回って座ったのが3時過ぎ、7回裏ロッテの攻撃でした。0-4で負けているよ(><)
ビジター席との事で、周囲はソフトバンクの応援がすごかったです!外野ゆえ遠くからで選手達も小さくしか見えず、まして監督の様子など分かりませんでしたが、球場と選手の鮮やかな生の様子やこうした熱気を感じられただけでも、最後1時間余りでも行って良かったと思います。
8回表にホームラン等で2点入り、スタンドは沸きましたが、その後は点が動かず、4-2でロッテの勝利。残念でした・・・でもロッテは、3位(クライマックスシリーズ出場)がかかっていますからね。あちらの応援も凄まじかったです

試合終了直後、応援席が沸き、ソフトバンクの選手達が集まって出てきましたが、後日の記事によると、この時に王監督が登場したみたいですね(外野席からはよく分からなかった)。
ソフトバンク陣が去り、ロッテ・清水投手のヒーローインタビューが行われていた時も、こちらの応援スタンドは「王監督ありがとう!」といった言葉が書かれたボードがところどころに見られ、皆すぐには立ち去ろうとせず、ファン達による感謝の気持ちが十分に伝わってくる思いでした。
王監督采配を生で見るのは、まだ某球団を応援していた中学生の時、巨人ファンの友人(同級生)一家と東京ドーム観戦に行って以来なんです!
この時も王監督のチームは負けてしまいました。。(前にも書きました
が、私がこれまで野球で生観戦した試合は、自分の応援している方が勝ったのはたった1回・・・)
あちらのご両親に連れて行って頂きましたが、あれが王監督が巨人最後そして私が巨人ファン最後の年であった1988年(まだ昭和!)、ちょうど20年前なのですね月日の経つ早さと共に、指導者としても王監督がこれほど長く貢献された事を改めて実感したのでした。
残りの試合での好勝負を期待しますが、1試合以外は最終戦も含め楽天戦ですか・・・仙台の人が羨ましい。しかし、同年代である野村監督との名将対決は、最終にふさわしいと思います。
(球場から出て帰る際、傍を歩いていた人の会話が聞こえましたが、一人はあの後すぐに仙台に向かうようで・・・応援に力入っていますね!)
以下、この試結果と記事を紹介します。セレモニーは、試合前に行われていたのですね。。
ロッテ 対 ソフトバンク
【試合終了】ロッテ14勝10敗0分け
◇公式戦◇開始13時02分◇千葉マリン◇観衆30018人
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 2 |
ロッテ | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | X | 4 |
あぁ7連敗…最後くらいは王監督に夢を
<ロッテ4-2ソフトバンク>◇27日◇千葉マリン今季限りでの辞任を発表したソフトバンク王監督が、関東地区最終戦を白星で飾れなかった。巨人時代から慣れ親しんだ関東地区でのラストゲームは、王監督にとって、節目の試合だった。巨人時代を含め、これが監督通算2500試合。初采配は84年4月6日の阪神戦だった。「3000試合くらいはやりたかったな。2500回、ワクワクドキドキ、喜んだりガッカリしたりしたわけか」。試合前にそうしみじみと振り返ったメモリアルゲームは7連敗、通算1114敗目で終わった。
試合前から千葉マリンは王監督の惜別ムードで包まれた。メンバー交換の際には、球場全体から大きな拍手がわき起こった。開始前には、ロッテ球団の厚意でセレモニーが行われ、バレンタイン監督から花束を贈られ、ロッテの全選手と握手を交わした。「あれは予想外だったね」。試合終了後は選手とともにグラウンドに登場。関東のファンに最後のユニホーム姿で、別れを告げた。試合後も着替えを終えた王監督をファンが待ち構え、通路の途中で花束が投げ込まれた。
前日26日に96年シーズン終了時以来の最下位に転落した。「こうやってみると、勝つのがいかに難しいか、負けるのがむなしいかが分かる」とチームの現状を踏まえた来季以降に話題を移した。「来年は完全な挑戦者になる。素直に敗れたことは認め、足りないものがあれば見極めて、練習して、相手をちょっとでも上回ればいい」。そして夢を託した。「僕は豪快な野球を求めて、それが理想だった。今はそこまで行ってないが、将来的には大型の攻撃野球で勝てる野球ができればいい」。28日からは仙台で楽天との最下位決戦に臨む。せめて残り7試合くらいは、王監督に夢の実現を予感させる試合をしてほしい。【中村泰三】
[2008年9月28日13時1分 紙面から]
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