センター試験、ピンチ!?
他の人々にとっては季節のニュース1つかもしれませんが、受験生にとっては重大で第一関門である大学入試センター試験まで約1ヶ月となりした。自分も長いこと受験の当事者であったため(しかも最近は色々と・・・)、この時期には感じる事がたくさんあります。
そんな時期に先日、センター試験作成資料(確か英語)が盗難に遭い、問題を差し替えるという記事が出ていました。本番に支障はないとはいえ、再度問題を作り直すというのは大変な作業だと思います。
大学センター試験:作成者のPC盗難 問題替えて対応へ
独立行政法人・大学入試センター(吉本高志理事長)は14日、来年1月の大学入試センター試験で問題を作成する委員がパソコンを盗まれたため、一部問題を差し替えると発表した。
同センターによると、パソコンには問題作成前の検討資料が入っていた。パスワードがかけられており、現時点で資料の流出は確認されていない。また、センター試験に支障はないという。
大学入試センター試験は、79年度から89年度まで実施された共通一次試験の代わりに90年度から導入された。来年の試験には計624大学(国立83校、公立74校、私立467校)が利用し、54万3382人が志願している。【高山純二】
そうしたら今度は、昨日行われた駿台予備学校のセンター試験プレテストが、京都の1会場で中止になったと!!会場となった専門学校の職員が寝坊して会場を開ける事が出来なかったって。。。(しかし、こういう担当って、その係の人間がアクシデント等に遭った場合の代理はいなかったのでしょうか?)
大手大学受験予備校で行われる模擬試験で(特定の大学対象模試以外では)最後に行われるのがセンタープレテスト、中でも駿台のものが一番後で、本当にラストの模試。受験生は、最終の力試し・予行演習として臨み、それによって冬休み~直前期の追い込みの学習計画も立てるのです。それを受けられなかったというのは、受験生にとっては大きな動揺と悔いになってしまったと察します。「自宅で解いて郵送」の措置といっても、会場で時間を決めて行うのとでは全く違います。時期が時期だけに、余計に責任重いです。
この失態はその専門学校の人間とはいえ、そこを借りて実施した駿台の名が記事には掲載され、駿台の大きな打撃となってしまいました。。
駿台予備学校(東京都)が16日に全国で開催した模擬試験「大学入試センター試験プレテスト」で、京都市内の1会場の模試が会場を開けられなかったため実施できなかった。受験予定者約650人がテストを受けられなかった。
同校によると、下京区の京都中央工科専門学校の校舎を借り、午前8時25分から最初の試験を行う予定だった。しかし会場を開ける予定だった同専門学校の職員が時間になっても現れず、同会場での模擬試験を中止した。受験予定者約650人の大半にテスト用紙を渡し、自宅で解答し郵送してもらう対応をした。受験料は後日、返却するという。
駿台予備学校全国入試模試センターは「受験の大切な時期に不手際で申し訳ない」としている。それにしても、あの駿台でこんな初歩的な失敗があったとは驚きです!私自身、受験時代はこの予備校には非常にお世話になりました。出身高校よりはるかに(笑)
当時は、大手三大予備校(駿台・河合・代ゼミ)の中でも最もハイレベルで硬派なイメージもあり、実績と共に信頼も厚かったのですが・・・自分が大学に落ち着いて間もなく、著名な実力ある先生方が次々に他予備校に流れてしまい、非常に残念に思います。経営難ゆえと聞きましたが、だいぶ質が落ちたようです。
以下のアメーバニュースを見ても、思っていた以上に生徒集めが厳しいのですね。実は秋に、駿台横浜校の近くに用事があって校舎前を通った際に目に入ったパンフレット。県内の主要高校(私立9校、公立7校)向けの学校別チラシで、そこの生徒がそれを持っていくと、無試験で入学出来るそうです!うちらの頃は、選抜試験を受けないと入れなかったのに。。
会場に職員が現れず、センター模試できず 予備校災難
駿台予備校が16日に全国で開催した「大学入試センター試験プレテスト」で会場を開ける予定だった職員が定時に現われず会場が開かなかったため受験者約650人が試験を受けられないという出来事があった。..........≪続きを読む≫
話が逸れてしまいましたが、今年は直前になって、センター試験にまつわるアクシデントが連続したように思います。自分も今回は他人事と思えない事情がありまして・・・本番では、どの受験生も無事に臨めるよう願うばかりです。