金なし暇なし・・・(嘆) | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

金なし暇なし・・・(嘆)

 今日は疲れ切っていて布団から起き上がれず、丸一日寝て過ごした・・・
現在の学校に移って3ヶ月、昨年に比べると


①近い。

  昨年の半分の通勤時間=約50分、しかもバスなので楽♪
②非常勤講師なので、授業だけすれば良い。

  部活や雑用などはない、朝も授業に間に合うように行けば良い☆
③生徒との距離感を保ちやすい。

  挨拶もきちんと出来る生徒が多い。

  前務校は少人数という事もあり、生徒との距離が近すぎた。

  上級生が結構しつこく、必要以上に絡まれたりした事もしばしば。 

  (あくまで、これは全体的な傾向を述べたもので、学年等によって

   異なる場合もあります。)


ので、精神的にはだいぶ楽にやってはいます。しかし・・・今の学校は別の意味でキツイと感じるようになったこの頃。


第一に、高3と高2以下で試験期間がずれている

2期制(前期&後期)のはずなのに、高3は3学期制みたいな感じ。つまり、5月終わりから今までに、
 高3前期中間→高2以下前期中間→高3前期期末
と3つの試験期間を経験。しかも、試験前に問題作成、試験後は採点・成績入力もあるため、試験関係でフルに動いている気がする。
一方で、試験を行っていない学年の授業も進行せねばならず、そちらの準備は通常通りやらねばならないし、試験期間だからといっても、別の学年が授業だと早く帰れないし・・・(泣)
9月下旬には、高2以下の前期期末試験があります。
また後期に関しては、中間試験の時期に高2が修学旅行に行くので、他の学年より1週間早く試験を行うとの事。なので、

高3・高2・それ以外の学年を持っている場合は、試験で3パターンもあるのだ!
(中2・高2・高3を受け持っている私、そうじゃん・・・)


第二に、他校に比べ、非常勤講師の時間外労働が多い感がある。これは、他の講師の先生方も不満を漏らされている。
高2以下の前期中間では、試験監督にかなりフルに入った。
おまけに最終日(6/8)には、中学生は校外学習に行くのだが、
私の場合、教えてもいない中3の「地球博物館見学@小田原」の引率のメンバーに入れられてしまった(>o<)
理科の教員が足りないからと!なので試験期間中も、そのための打ち合わせばかり・・・
翌日から通常授業が始まるし採点もせねばならないのに、通常の授業以上の拘束。
一応私も昨年は専任を体験し、講師にはない大変さもあるゆえ、出来るだけ専任の先生方に協力しようという気持ちはあるが、
体の事を考えると限度はあるし、さすがにこの引率に関しては不満であった。


更には、毎週の補習や休暇期間の講習(夏期&冬期&春期)の開講も要求される。
しかも手当てはなく「給与に含まれている」と。
私も高3の理系を任され、やらないわけにはいかなくなった・・・
確かに、必要に応じて生徒の質問等に対応せねばいけないのは承知だが、この学校は補習に頼りすぎているように思う。ある講師の先生は

「専任で賄えないなら講習は開講しない、どうしてもという場合は、優先順位を決めるべき」
とおっしゃっていた。この先生は、高3を担当していないのに、高3の夏期講習を頼まれたとの事。


昨年に就任された講師は2人しか残っていないと聞き驚いたが、今になるとそれも分かるかも・・・(汗)


 また、昨日引き出したお金を数えた。
講師の月給は、週1時間あたりの月額×コマ数。私は週18コマ分の給与になる。しかし口座に振り込まれるのは、

保険金と税金(これが結構取られる!)を差し引いた額
で、その中から、携帯電話代(母と自分の分)・ネット料金・奨学金返還分が引き落とされ、家計費を親に渡すと・・・自分が使える分はわずかだよ(><)


ああ、働きの割に合わない報酬だなあ・・・しかし、教え子達が私を慕って来るのを見ると、そういう思いも吹っ飛ぶのですがね(^o^;)


たまにしか更新しないのに、愚痴を書きまくって申し訳ありません。
最近は、かなり疲れ気味だったので、一段落したところで溜まっていたものを吐き出し、スッキリしました(笑)そして、やはり今の方が伸び伸び出来ていますね♪
もうすぐ夏休みも近い事だし、頑張ろう☆