フィルヒョーの細胞説????
前務校では、そろそろ試験1週間前だそうである。昨年教えた生徒達(現在中3)から、その事でメールが来るが、一人は「理科2意味不明」だって(><)
担当は、私が辞め(させられ)た代わりに入ってきた女性教師。この学年の副担任でもある。
彼女からは連休中にも質問が来たのだが、このようなものであった。生物分野の細胞に関するものです。
「フィルヒョーの細胞説って何? 」
え?と思った。なぜなら・・・その前に、生物が分からない方はさっぱり分からないでしょうから、少し説明します。
生物を各パーツに分けると、特定の働きを持つ器官があり、更に細かく分解すると細胞というブロックにまでなります。
この「細胞」の発見は1665年、イギリスのロバート・フックという人物です。
コルクの薄切片を顕微鏡で観察したところ、多数の細かい小部屋が見られ、これを「Cell(細胞)」と名付けたのです。
その後、研究が進められ、シュライデン(ドイツ)が植物について、シュワン(やはりドイツ)が動物について、以下の考えを提唱した。
「すべての生物は細胞から成り、細胞は生物の最小単位(基本単位)である」
これが「細胞説」です。その後、細胞が分裂して新たな細胞が増える事も明らかになり、ドイツのフィルヒョーが
「すべての細胞は、細胞から生じる」という考えを示し、シュライデンとシュワンの細胞説が確立されていったのです。
その生徒の質問に戻ると、フィルヒョーの唱えた説は「細胞説」というのか?
そこで色々説明したら「意味分からん。とにかくフィルヒョーの細胞説は?」と言うので、
この先生は、フィルヒョーの唱えた「すべての細胞は、細胞から」を「フィルヒョーの細胞説」と言いたかったのでは。ただ、この説を「細胞説」と言うか疑問。
と答えておいたが、やはりしっくりいかない。でも私も、この辺りはほとんど突っ込まずにさらっと終わらせてしまっていたし(汗)
そこで、現在の同僚の生物の先生方にも聞いてみたところ、
「そういう言い方はしない、あり得ない」「その先生は間違っている。」との返事が返ってきた。
そこで昨夜、その旨をメールしておきました。
今日は昼頃に質問が来たが、細胞説については、ノートに
「細胞は生物の最小単位」(フィルヒョーの細胞説)
と書いてあるとの事だ。何、この教師、本当に間違った事を教えてるじゃん!!!大丈夫か??ちょっと心配になってしまった。。まあ、あの学校をクビになった私が言う資格はないのでしょうが(苦笑)
大相撲、昨日は見られなかった。NHKのダイジェスト「幕内の全取組」、今場所から夜中の1時過ぎになっている!最近、週末はそこまで起きていられないよ~
おとといは途中で気付いて見たら、前半戦は終わってた。。自分の贔屓の一人は、今場所は久々の上位対戦圏からの転落、もう一人は新入幕なもので(汗)
今日は生で見られたら・・・栃東も休場かい?やっぱ、この人は怪我が多いわ。
全勝は千代大海だと??白鵬も1敗してしまったし、雅山も頑張っていたが1敗か・・・
何、平幕で唯一の1敗は岩木山?(>▽<)おお、素晴らしい(^o^)などと思って期待して見たら・・・(;;)
相手力士を悪く言ってはいけないとはいえ、今日の相手は、いつも立会いは合わせないし引きは多いしで、見ていて腹が立ちます。
明日は豊真将が対戦するんだ。絶対リベンジ(?)してくれ!!(笑)
野球は、今日もノーコメントです(苦笑)
本日は、他人を批判めいた表現も見られるかもしれず、申し訳ありません。しかし、少々怒ってしまった一日でした・・・(汗)
ただ、私も生物を専攻していたとはいえ、この分野を専門にしてきたのではないので、もし訂正やご意見がありましたら、おっしゃって下さい。