女王の教室 | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

女王の教室

 昨日今日の二夜連続でスペシャル版が放送されますね。

毎週やっていた時は、嫌で見ていなかったのですが、今回のは「情熱を持っていた女性教師が鬼教師になるまでのプロセス」という事なので、かなり興味を持ち楽しみにしていました。


昨日は、鬼になる前の主人公・真矢の教師ぶりが、かなり自分と似ていて(?)共感してしまいました。

生徒1人1人の提出物にコメントを書くところ(私も、あさっての終業式までに返せるか?)、きつく叱れない所など・・・

違うのは、彼女は教師という職業に憧れと希望を持っているところ(私の場合は本来の夢が叶わず、なりゆきでなっていますが、やるからには手を抜けないという性格なので)、あと、あちらには婚約者がいたところでしょうか(笑)


彼女を辞職に追い込んだ池内愛、極端ではありますが、実際にも多くの生徒が「自分が先生に一番愛されたい、そうでないと嫌!」という気持ちを持っているんですよね。

それゆえ皆に平等に接する事の難しい、という事を、現在の勤務校に着任したばかりの時、複数の先生に言われましたし、自分もそれを感じています。

池内は、そうした生徒の象徴なのかもしれません。


また池内は、真矢先生に交換日記をせがみましたが、現代ではメールでしょうか。

私も、多くの生徒からメールアドレスを教えて欲しいと言われてしまうんですよ・・・(汗)


そして真矢先生は退職後は結婚し、男の子・翔を授かりましたが、愛情が大きすぎかつ完璧を求めるあまり神経の病気になったり、それでもお母さんの期待に応えたい、喜ばせてあげたいという健気な翔君、そして彼の死・・・何だかいたたまれない思いでした。


こうした苦難を経て、教師に復帰した真矢先生、さあ、どんな風に変貌していくのでしょうか!?

今日の放送も楽しみです。