2016 年 6 月 現在 | Sasuke の食道癌 闘病の記録

Sasuke の食道癌 闘病の記録

東京都新宿区在住の 51歳 会社員。内視鏡検査で突然 「食道癌」 の診断を受ける。

2016 年 2月までは、

CT, PET-CT, 内視鏡と 交互に 3ヶ月毎に

経過観察の検査を受けていたが、

 

今回初めて、4ヶ月毎になった。

 

2016/06/10 の CT でも異常なし。

 

考えうる限り、最高の回復経過 である。

 

 

以下、近況についての報告。

 

 

* 検査で異常は全くなし。

 

 食欲はとてもある。

 食事も量的には、普通の 「定食」 を完食できる程度。

 牛丼、アタマ多め程度は食せる。

 

* とっても元気に仕事ができる。

 

 経過観察の状態であるが、業務に病歴を意識する必要は、

 殆どゼロである。

 

* ホルモン、ジンギスカンなど、所謂ギトギト系は、

 

 胃が痛くなることがあるので可能な限り避けている。

 

* 日本酒、ワイン 1-2 杯程度は遠慮なく飲める。

 

 いつもチェイサとして湯を用意して、胃で薄めながら。

 外食であれば、焼酎お湯割り用のポットを用意してもらう。

 

* 体重は、2015 年 GW からピタっとフラットな状態。

 

 ドカ喰いができない代わりに、

 「いくら食しても肥満を気にする必要ナシ」 である。

 美しく痩せられたことは、とっても嬉しい。

 血圧、その他も完全な健康状態。

 

* 最も重要なのは、逆流を避けること。

 

  逆流すると、しばしば胃酸が肺に流れ込む。

  いわゆる誤嚥性肺炎、もしかしたら肺癌の原因にもなるかもしれない。

 

 - 就寝が 24:00 として、21:00 以降は食物、菓子を口にしない。

 

 - 角度が無い状態で眠りに落ちるという油断を避ける。

  (特に怖いのは、昼食後に横になって寝落ちしてしまうこと。)

 - 主治医から処方される、胃酸を弱める薬 ネキシウム 20 。

   不安なときは忘れずに服用する。

 

* 夜、就寝の際、枕、座布団を使用して角度をつけて眠る必要がある。

 

 これは今後もずっと変わらない。

 ビーズ・クッションを使うと、とても簡単に角度をつけられる。

 旅行に出る時も、車で移動の場合はビーズ・クッションを持参する。

 

2014 年 9月、内視鏡検査で突然発見された食道の悪性腫瘍。

 

2015 年 GW には、ほぼ完全に回復。

物理的に過食ができなくなったことから、

また、毎日の飲酒がなくなったことから、

体重が大幅減、標準体重に安定。

血圧、ウエストのメタボが完全に問題無い状態に。

 

とてもカッコよくなりました。

 

 

病気で失ったもの、プラスの要素として get したもの、

 

trade off で様々なものがあるけれど、

過去よりも健康になったと言えないこともない。

 

本ブログは、同じ病気に悩む同朋に希望を与えることを目的としている。

 

 

stage 2 の食道癌は、慎重に、丁寧に対処すれば

 

必ず、完全に治すことができる。

 

絶対に希望を失ってはいけない。

 

 

頑張って逆境を乗り越えて、最高の人生に戻しましょう。