先週競馬関係者のTwitterでエプソム愛馬会が話題になっていた、どうもsasukenedaです。
私が競馬を見始めた1990年代半ばは、競馬雑誌に毎週のように一口クラブの広告が載っていてその中にエプソム愛馬会がありました。当時は外国産馬全盛ということもあり、大樹レーシングとかロードオーナーズとかに心惹かれてました。エプソム愛馬会についてはググるといろんな噂が出てきますが、当時の一口クラブってまだそういったうさん臭さがありましたよね。淘汰されたクラブを考えるとさもありなんという話。
前回のエントリーに引き続き、地方競馬共有クラブについてです。去年書いた「地方競馬共有クラブについて考えてみた」という記事から1年たって、新たなクラブもできているので2020年版としてアップデートします。そういうことなので、去年の記述と重なっているところもあるのでご容赦ください。
①社台地方競馬オーナーズ
日本トップの牧場社台グループが運営する地方競馬オーナーズ。育成は社台Gで道営デビュー馬も社台Gの外厩で調教しレースを使う。重賞制覇の可能性は高い馬がいるものの募集価格と預託料が高いとの評判。
代表馬:ララベル(JBCレディスクラシック)、マニエリスム(東京プリンセス賞)
月会費:1620円(税込)
②コスモオーナーズ
言わずと知れたマイネル軍団の岡田総帥が率いる地方競馬オーナーズ。育成はビッグレッドグループ。未勝利で終わった場合などその総収入金額が同馬の購入金額の60%に満たない場合、その不足額を「現金」にて返還する制度あり。
代表馬:コスモグリズリー(南関OP)
月会費:なし
③ビッグダディーオーナーズクラブ
テイエムさんこと竹園正継氏の著書「馬見の極意」(私も愛読しています)の編集に関わった川上氏が立ち上げたオーナーズ。新馬に加えJRA未勝利馬の共有も行っていてダーレーのお古が回ってきている。各馬のブログを立ち上げ週に一度は更新するなど情報提供はマメで、代表・会員含めてアットホームな雰囲気が魅力とのこと(さんきちさん談)
代表馬:特になし
月会費:なし
④ヒポファイルオーナーズクラブ
エイシン牧場に勤務した今村明浩氏が代表を務めるマネジメント会社が運営するオーナーズで、規約を見る限りダノンキングリーやメイショウテンゲンを生産した三嶋牧場がコミットか。オーナーズのメインは中央だが地方競馬は今年の2歳が第1世代。ホームページを見る限り、更新頻度はマメ。
代表馬:特になし
月会費:なし?
一口クラブのYGGオーナーズクラブが運営する地方共有クラブ。クラブが絡みながらも、募集馬の選定は会員主導で行われ、賞金や募集馬への手数料上乗せがないなどある意味画期的なクラブ。2歳馬ランブラーが認定戦を勝利。
代表馬:特になし
月会費:3000円(税抜)
地方所属ながらJRAの芝レースを勝ち、香港に遠征したハッピーグリンの会田裕一氏が立ち上げたオーナーズクラブ。「打倒中央」を掲げ、今年の2歳馬から3頭を募集。すでに1頭が認定戦を勝利している。メインステーブルは道営リーディング田中淳司厩舎。
代表産駒:特になし
月会費:1頭あたり1000円