今日のヨシエのお話は、先日のブログに比べたら、屁のような話なんですが…。

部屋で私が洗濯物をたたんでいると、ドアのノック音の後、ヨシエが部屋に入って来ました。
今は週末婚だとはいえ、この部屋に夫婦と子供の一家族が生活している部屋です。

普通~に入って来ました。ふと見ると、その手にはマキ○ンとティッシュペーパー…。先日の衝撃的な出来事がフラッシュバック、思わず顔を背けフリーズ。
しかし、マキ○ン??ケガでもしたのか…私の脳ミソは超人的な速さで再起動。


私『 ど…どうしたの? 』


ヨシエ『 うん、ちょっとコレしてくれる? 』







そう言いながら、ティッシュペーパーを優しく広げ始めた。私の心臓は、聞こえるんじゃないかってくらい、バクバクと音を鳴らす。額や背中…いや身体中から変な汗が噴き出していた。
ティッシュペーパーの中にあったのは、ピアス。思わず二度見してしまう。ピアス…





ヨシエは御歳79才、ピアスをあけたのは25年前です。私は小学生だった。母親が渋々ピアスの穴をあけてあげていた記憶がある。





穴が見えないから、ピアスを耳にはめて欲しいと、マキ○ンと一緒に持ってきたのだ。
いいょ…私はそう呟いて深呼吸した。ガタガタ震える手でピアスを耳に通し、キャッチを付けた。しわしわのしわだらけの耳たぶに、恐ろしいほど不釣合いな小さなピアス。
付け終わると、ヨシエは嬉しそうに、私に礼を言い部屋を出た。
私はすぐにチビの使用済みオムツを入れるナイロン袋を手に取り、それで鼻と口を覆う。ナイロン袋の中だけで呼吸をしなければ、失神してしまう…過呼吸を引き起こしていた。






30分ほど苦しんだ後、横になったままぼんやり考えていた。79才にもなってピアスが必要なのか…?いつまで『 オンナ 』でいる気なのか…。
孫6人、曾孫5人、今年で80才、祖父が死んで15年…もぅいいんじゃないか?

私もピアスは7つあいていますが(ヘソはふさがった)チビがいるのと、普通のピアスじゃないこともあり、もぅ2年くらいピアスはしていない。
オンナを捨てた訳じゃない。冠婚葬祭以外は化粧もしないけど、それもオンナを捨てた訳じゃない。












私に化粧もピアスも必要ではない。












それだけの理由。チビには化粧もピアスも、はなっから存在しないと躾るつもりだ。




…ていうか、私が化粧なんかしたら、周りが色んな意味でビックリするからね。
(ナチュラルメイクでニューハーフと間違えられたり…)顔の作りが派手なだけに、確かに化粧が映えるし、かなりの美人に化けます。
でも必要性を感じない。主人も、てんこはする必要がないから、わざわざしなくていいとよく言う。←テレビで、は○な愛や倖○來未を見た後によく言う。











ヨシエ、御歳79才…まだまだ女をエンジョイしています。まぁ…自己満足だからいいよいいよ。