今朝、会社に車で出勤するご主人を見送る時、


手を振ったあと、何か・・・何か気になって・・・・・・。


いつもならば、手を振ったらすぐ、家に入るのですが、


何かは分からないけど、フォレスターが妙に気になって、


見えなくなるまで、ずっと見ていました。不思議な感覚なのです。


フォレスターの後ろのフォルムが、目に焼きついて離れない。


なぜなのか、理由も分からず、ただ気持ちはフッ切れていた。


家に入り30分くらいした頃、ご主人から電話がかかってきました。


ご主人は、よっっっぽどのことがないと電話もメールもしない人です。


何か大事な物の忘れ物でもしたのかな?くらいの感じで電話に出ました。


電話に出てすぐ、どうしたの?と聞きました。驚愕の答えです。






『 車がコンクリートにぶつかった 』






幸いなことに、ご主人に怪我はなかったけど、車は大怪我です。


電話してくるくらいだから、結構な重傷を負ったはずです。


詳しく状況を聞きたいところですが、少しパニックになってる。


さしずめまだ車は動くと言うので、会社までは行ってみて、


時間が空いたら、また電話するように伝えて、すぐ切りました。


私はというと、父に報告に行きました。電話での会話の中に、


『 買い換え確実だな。 』の言葉があったため、私が出来ること。


父に、BMWの値段交渉をお願いしに行きました。


15分後、ご主人から電話がかかりました。父とも電話で話して、


私に電話を代わると、ご主人がこう言ったのです・・・・・。








『 気持ちが離れようとしていることに、

  車が怒ったのかなぁ・・・・・(ノ_・。) 』








確かに、BMWの話が出てから、毎日パソコンで色々調べたり、


BMWに乗ってる友達に、どんな感じか聞いたりしていました。


ご主人は、買う気になっていました。


でも、私はそんなんじゃないと思ったのです。で、こう言いました。








『 あなたが車のことで、迷っていたから、

  フォレスタが背中を押してくれたのよ、きっと。

  長い間、大事に乗ってくれてありがとうって。

  そう思わないと、フォレスタが可哀想でしょ? 』






『 そう思ったほうがいいのかなぁ(ノω・、) 』







とにかく、昼休みになったら、もう一度フォレスタを動かしてみて、


ダメだったら、仕事が終わる前に電話をくれれば、


父がゴルフで迎えに行くと伝え、ことの詳細を聞きました。


下り道、前を走っていた車が、道を譲ってくれたそうです。


霧が出ているので、ゆっくり追い越したそうなんです。


突然、車が滑って横向きになり、何度もハンドルを切り替えしたけど、


そのまま、コンクリートの壁に・・・グシャッ!!


バンパーが内側に折れ曲がっていて、おそらく、ボンネットと、


助手席のドア、開けたら閉まらないだろうと言っています。


修理をするとしても、ついでに車検もすると、高額ですね。


おそらく、BMWを買うことになると思います。


ご主人も、そのつもりで父に電話を代わってと言ったはずです。






そして、ようやく、今朝、私が気になった、あの不思議な感覚。


フォレスタに、もし意思があったのならばどうなんでしょうか。


私に何か言いたいことがあったのかもしれない、もしかすると、


もうすぐお別れだよ・・・と・・・・・・・・・・・・(ノω・、)


もしそうだったのなら、一緒に写メくらい撮っておけばよかった。


急に涙が出てきました。でも昨日までの、手放したくない!!


というモヤモヤは消えているのです。


ゆうべも、私はご主人にブツブツ言っていました。







▽ 他の人が運転してるの、見たくない!ヾ(。`Д´。)ノ


▽ ローンが組めるなら、私が200万で買うから!ヽ(*'0'*)ツ


▽ 手放さずに済む方法はないの!?(´□`。)







父にも、こう訴えました。(血は争えない。ムチャ言いました。)



▽ bBを売って、フォレスタを家に置いてよ!!

   税金の差額は、私が払うから!!!



この案、父はまんざらでもないのですが、bBは母の名義。


母の車だから、母に聞けと言い出しました。


もちろん、猛反撃しましたよ、そりゃぁ私も必死ですから。








『 お母さんのって、買って改造したのは、

  お父さんでしょ!!お母さんだって、

  bBは膝が痛くなるとか、小回りきかないって、

  文句いってんじゃんっヾ(。`Д´。)ノ 』







こんなに、こんなに必死になっていたのです、フォレスタに。


大好きな大好きなフォレスタ、ご主人のフォレスタ。


同じ価値観と、想いがいっぱいつまっています。


他の誰かが乗るのは、正直言って絶対に許せなかった。










フォレスタに意思があり、私のこの思いが伝わったのか・・・。


そうであれば、余計にフォレスタが潔く、かつ、カッコイイと思う。


私も諦めがつくというより、フッきれました(*v.v)。


さすが、ご主人が選んだ車ですね!!素晴らしいです。


長い間、お疲れさまでしたね。いっぱいいっぱい、ありがとう!!





さて私は、お昼のご主人からの連絡を待つことにします。


今日のこと、フォレスタのことは、一生忘れないと思います。