南関東4競馬場で、大井競馬はよく「荒れる」と言われる。

なぜ、荒れるのか…?

あまり自信はありませんが、今の自分なりに幾つか分析をしてみました。

【大井競馬が荒れる理由①】

「右回りコース」

中央競馬10競馬場は、7つの競馬場が右回りだが、南関東4競馬場では大井だけが右回り。

当然ながら、「右利き」の馬が多く存在し、浦和所属なのに地元ではイマイチで大井だと滅法強い変わり種な馬もいる。

騎手も「コース右利き」というのがあるらしい。

大井の予想屋の話で、「的場は右回り」などの話を聞く。
実際、南関東全体では年間勝利数

戸崎圭太385勝
的場文男205勝

と、ツートップでも大差があるが大井のみの年間勝利数は

戸崎圭太143勝
的場文男131勝

と、あまり差がなく大井の連対率では的場が戸崎を上回る。

もちろんこれは、戸崎騎手と川島正(船橋)トレーナーの信頼関係や、的場騎手の地元中心騎乗、年齢なども考慮しなければならないが、それだけではない。

酒井忍(川崎)、山田信大(船橋)の二人は地方新潟競馬出身。

年間勝利数
酒井忍76勝、山田信大67勝

このうち、酒井は半数の38勝、山田は25勝を大井で挙げている。

現在の所属は左回りだが、元々は右回りの騎手だったことを考慮すると、前述の予想屋の話は嘘ではないだろう。