「彼」は、パドックで見てものっそりしてるし、気合いを表に出す訳でもない。

見映えも正直、あまりよくない。

しかし、レースでは、常に全力疾走。

でも、勝ち切れない…。

「彼」の馬主さんはさぞかし、悔しい思いだろう。

だが、見方を変えればこんなに馬主孝行な馬はいない…。

通算成績は2/17時点で
(8・14・13・15)

驚異的な数字だ。

どんな距離でも
どんなコースでも
どんな馬場でも
どんな季節でも…

走り続ける。

そして、黙って結果を出す馬。

…それが
クレイアートビュンだ。