「相撲道」

心・技・体の「心」が欠けている力士と上層部が多い中、胸を張って相撲道を精進している人と言えば光司だ。

現役時代…。

千代の富士に引導を渡した一番。

伯父さんから賜杯を渡された初優勝。

ヒザを庇いながら、執念の勝利を決めた武蔵丸との優勝決定戦。

どれもこれも、忘れ難い…。

声を大にして言いたい。

「光司、なんとかしてくれ!! 腐りきった相撲界をぶち壊してくれ!!」

「心」が通っている光司にしか出来ない…。

そんな想いだ…。