気温が熱くなり、食品の腐敗による食中毒が気になります。

カビの発生も気になるのですが、数年前までカビの生えたミカンなどは

その部分を切り取って平気で食べていました。

もちろん、今ではカビの生えたものは口にすることはありません。

腐敗すると臭いで大体わかるのですが、臭いの強いもの、例えば、

朝鮮漬などは、臭いも強く、また元々、酸味が強いので痛んでいるのか

どうか、わかりにくく、何回か、中りました。

 

 さて、アニサキスによる食中毒のニュースを多く目にするようになりました。

アジやサバといった魚などの内臓に寄生しているのですが、個体が死ぬと

内臓を破って、いわゆる、身の方へ移るというものです。

 予防するには、しっかりと焼くか、煮るかしかないそうですが、新鮮であれば

刺身や酢〆にして食べたいものです。

 最近、電流を流して、アニサキスを殺すと安全に生で食べることが出来るという、

ニュースを見ました。この方法が身近となるかは疑問ですが。

 

前置きが随分長くなりました。

 お店でアニサキスがいることがわからずに刺身などを提供してアニサキス症になったら

食中毒を発生したとして、保健所から営業中止の指示が出るのですが、

果たして、「食中毒」になるのか疑問を覚えます。

食中毒、毒を食べて中るとする意味からして、アニサキス=毒と呼べるのか、ですね。

アニサキスは寄生虫な訳ですから感染症だと思うのです。なので、アニサキスを感染

させた=食中毒と呼ぶべきではないと思うのは私だけでしょうか。