日曜日、久しぶりに5人でのツーリングをしました。出発地は、神崎市にある「背振山麓習遊館」という所。ここは標高が約550mほどの高さにあって下界から道路を登ってくると気温差が5~6度低くなります。で、有明海まで一旦下り、帰りは最大標高差、589mまで東背振IC先から約10km連続する坂道を登ってこなければなりません。
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 さて脊振山麓習遊館は元、背振小学校の久保山分校で廃校に伴って研修施設へと生まれ変われました。写真は神埼市のHPからの抜粋です。ツーリングのメンバーは、ツールド国東会場で知り合ったお友達Yさん、Yさんのお友達とその同僚Nさんと、Tさんと5人です。Yさんのお友達と同僚の方とは初対面です。2人とも経験年数が浅く、Yさんのお友達は、この最後の登りのルートに一回チャレンジしたものの、途中棄権したということでした。
 確かに1人だと私もバキバキとすぐに折れますが、複数のメンバーだと折れるわけにはいかないので「大丈夫」、「大丈夫」、皆で押すからと声をかけてのスタートです。三瀬まではほぼ下り、R263に出てしばらくすると標高差67mの坂道を2kmくらい登りますが、誰ですかねー、ふうふういう息が伝わってきます。向合峠、標高462m付近から道の駅大和あたりまで約10km、標高差424mを一気に下ります。まあ、下りはなんてことないですよ。下りはね。Tさんは予定があるので、ここでの合流となります。
 大和からは嘉瀬川の土手の道路をそのまま、嘉瀬川河口まで行き、このまま、干拓堤防の道路沿いに進みます。
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 初めてのメンバーなので体調や力量がわからないため、みどりの森野球場、東よか干潟と休憩を入れていきます。
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 東よか干潟、この間より紅葉は進んだのですかね。
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 いわゆる、佐賀空港、いつもはこの位置で飛行機を見るのですが、この道はツーリングには適していないのでこの日は、久しぶりに表玄関の道を通りました。
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 昇開橋、筑後川の諸富と大川の間に架かっている旧佐賀線の鉄道橋です。ここ、諸富まで出発して70数km走っています。13時頃、昼食はここにある成都さんでいただきました。皆さん、食欲がすごいです。主食の他、餃子を2皿、20個頼んだのですが、私は食べきれないです。さて、ここから青木中津大橋の横を過ぎ、R385三田川パイパスを通って、三田川、東背振方面に向かいます。
 東背振のスーパーでトイレ休憩の後、いよいよゴールを目指します。R385をそのまま北上して松坂橋の交差点、ここまで約90km走ったのですが、ここからの最後の10kmあまりをひたすら登っていかねばなりません。で、入りの1.5km程、永山の消防詰所までが標高差111m、平均斜度7.9%とまた一番つらい所で、2年前、初めて来た時も、ここで挫折してしまい、今回もまた挫折。アラ還ですので、何回も足は着くし、休憩だって多く取り入れます。そういえば、ツールド佐伯の鶴見崎の登りでは途中、自転車押して登りましたよ。まあ、ここは押して登ることはないですが、誰だ、押して登ったメンバーは。
 ここから、ゴールまで8km弱は、標高差が400m程ありますが、平均斜度は5.2%と傾斜は緩やかとなるのでと自分とメンバーに言い聞かせ、皆、無事にゴールしました。いつもの平坦な道だと、「戻ってきた」という感覚だけですが、峠越えだとプラス「登れた」という達成感がすごく沸いてきます。
 5月のツールド国東以来、5か月振りのロードバイク、また人に合わせて走るということをしました。前日は寝袋、で翌日、100kmあまりを走って、水曜日定期健診でしたが、赤血球が413万、貧血ではないですが、あまり見たことのない数字、総蛋白も6.5g/dl、アルブミンも3.9g/dlとこれまた、なぜか栄養の低下を疑う数字が。うーん、齢かなー。疲れもまだとれんし。