3月12日土曜日

病院から朝の様子を電話で報告していただけるとの事で、そわそわしながら待っていた。


9時過ぎ電話が入り、ビリルビンやGPTの数値が正常値より高いものの下がったとのこと。


ただし動きは悪く、足を少し動かす程度。


その時は一段落とは言えないものの、ちょっとほっとする報告だった。


再び点滴等の処置をするので、様子を見に都合の良い時間に来てほしいとのこと。


土曜日ということもあり、診察が込み合い、ドクターもお忙しいと思ったので、変な気を回し午後の診察前に伺う旨を伝えて電話を切った。




しかしそれから1時間ちょっとで再び電話。

熱が上がって来ていて、呼吸も体を揺らしながらしていると…さっきのぬか喜びから奈落の底に突き落とされた連絡。


あわてて、主人と共に病院へ向かうと伝え、車を飛ばした。



到着すると入院している動物達のいるところへ通される。


そこには点滴を繋がれ、横たわったコタロー。

見るからに体調は悪そうだった。


私は出来る限りの治療をして助かるものなら、それに賭けたいと思って向かったが、その姿を見て、その可能性の少なさを理解した。


ドクターも夜不在になるので、明日朝出勤した時に亡くなっている可能性もないわけではなく、治療はできないが、おうちで見てあげる方が幸せという考えもあると言われ…


うちへ連れて帰ると言うことはこれ以上の治療はないということと理解しなくてはいけないこと、最期は病院ではなくおうちの自分のマットやお布団の中で一生を終わらせてやりたいという複雑な思いが交錯してやりきれなかった。


でも、コタローを見た瞬間、おうち帰ろうとコタローに話しかける自分がいた。


病院と家とは車で40分はかかる。

かなりの体力を費やしてしまうのではないかと言う不安にかられながら、コタローにがんばれ、おうち帰るよと何度も声かけながら家に向かった。


道中は私が運転、主人がコタローを毛布にくるみ、抱っこをして、車の揺れが少しでも負担かからないよう細心の注意をして…




亡くなる4ヶ月前

元気な頃