お袋が、いなくなり、この世に、未練は、ありません。

しかし、何故、地獄の治療を受けたのか。

そうまでして、生きる道を、選択したのか。

5年経過して、やっと、分かりました。

娘の存在です。

成長を、見届けたいのです。

また、カミさんからの生きて欲しいという願いに、応えたのです。

自分だけの為には、生きる選択は、ありませんでした。

声、職を、失いながら。

死ぬよりも、辛い地獄の治療を受けてまで。