東松島市矢本を抜け、石巻に行ってみました。
鳴瀬川は今までも比較的水面が高めだったので、逆流してきたのか、
それとも海からの津波がそのまま来たのかは分からないのです。
おそらく、このブルーインパルスの模型?がある場所はご存じの方も
比較的多いのかと思うのですが・・・
この辺も津波の被害が・・・
とりあえずそのまま通過し、何度か仕事をした場所へと行ってきました。
その場所は・・・石巻市渡波地区・・・
今でも満潮時になると、じわじわとあちこちから水が溢れてきて、
街中冠水してしまう、という地区です。
最初通ったのは午前中。
道には特に目立った水たまりなどはありませんでした。
いつも行っていたように、途中、石巻港へ抜ける道を走り、日和大橋を渡る。
そのルートで行ってきました。
工業地帯がず~っと続いていて、道路を挟んだ反対側には住宅地・・・
ここも・・・
日和大橋の手前にはがれきの山が出来ていました。
トラックが小さく見えるくらいの高さまで積み上がっています。
原形をとどめていない車まで積み上がっています。
日和大橋を走り抜け、水産加工工場や、魚市場が近くにあった道を走ると、
とんでもない物がここにも落ちていたり、転がったりしていました。
ちょうど通りかかった車とそのサイズを比べていただければ、
どれだけ大きいのか、一目瞭然だと思います。
いつも「おいしそうだなぁ~」と思いつつ、行く事が出来なかったお店・・・
そんなに海から近いとは思わずに走っていたけれど、近かったんだね。
そして、大通りから、少し海から遠ざかるように中に入ったのですが、
あちこち、水たまり、なんて規模ではなく、池のようになってしまっていました。
万石浦、という場所も通ったのですが、
ここの漁港は、なんの被害も受けずにすんだようです。
ちょっと中に入った感じの漁港なので、津波が向きを変えて行ってしまったのか、
以前と何も変わらない風景が広がっていました。
海沿いを走っていると、胸が痛くなる思いばかりしていたのですが、
ここでは久しぶりに「懐かしいなぁ~」という感覚を得る事が出来ました。
続きます。