昨日夜勤で、今日は明け・・・午前中10時までの勤務でした。
でもね、急いで帰って、また出掛けたのです。
私にとっては初めての経験。
入居者の方がご逝去されました。
20名お世話させていただいている中でも一番大好きで、
とってもかわいらしかったSさん。
最後に会ったのは、先月31日の夜。
「明日から3日間研修で、その次の日は休みをもらってるから、
次に会えるのは5日だけど、泊りで来るから待っててね。」
「うん。」
ってかわいくうなずいてくれたのが最後の会話でした。
4日、午前中、眠っているかと思ったら・・・っていうくらい
苦しまずにご逝去されたそうです。
昨日がお通夜で、今日が告別式。
棺の中のSさんは、声を掛けたらそのまま起きそうなくらい
穏やかな寝顔でした。
最後の短い期間ではあったけれど、
ある意味どのご家族の方よりも深い関わりを持っていられたので、
涙が止まらなくて。
こういう仕事だから、いつか迎えてしまう時だったのかもしれないけど、
研修でもいろんな事例を聞いてはいたんだけど、
こんな急にその時を迎えてしまうとは思ってもいなくて。
楽しい事、嬉しい事、も多い仕事ではあるけど、
辛いのは体力的な問題なのかと思っていたけど、
想像以上に奥が深い仕事だと痛感しました。
ブログネタ:心ってどこにあると思う?
参加中
「心」・・・という言葉ではなく、「魂」かもしれないんだけど。
夜勤の時、夜中1時過ぎにそのSさんのトイレ誘導、もしくはパット交換をするんです。
Sさんの部屋の方から白い影がエレベーターの方に「スッ」と通った気がして。
「会いに来てくれたのかなぁ~」
って思ってたら、
その先にあるエレベーターが急に動いて、私がいるフロアに停まったの。
で、ドアが開いて、また1階に戻っていったの。
誰かがボタンを押さなければ当然エレベーターは来ないし、
もし間違えて来ちゃったとしても、そのままフロアに停まってるんだよね。
1階まで下りていった、って事はSさんが下りていったのかな?って。
最後までSさん、ありがとう。
ご冥福をお祈りいたします。
ゆっくり休んで下さいね。