お悩み相談室のmy Pick
コロナ禍で自殺者が例年より4割も増加した
年代別だと、中高生の増加が大きいという。
自粛で学校にも行けず、外出も出来ず
勉強が遅れるのではないか?
友達に会えなくて寂しい
という理由で自ら命を絶つ若者が増えている。
中高生は多感な時期だ。
人間として一番、人格が形成される時期でもある
そんな時に、こんなコロナ禍で自粛を余儀なく
されては、不安になるのは当たり前だ。
でも、緊急事態宣言もリバウンドの懸念が
あるが、ひとまず解除された。
学校での授業も通常通り行われている地域が
増えて行っているとの事。
学校生活の何年間、それは長い長い人生の中で
ほんの一瞬の期間かも知れない。
その一瞬に、人は同級生や先輩、後輩、
そして恩師の人生と重なり合いました。
その巡り合わせは、ただの偶然で
運命で
奇跡です。
重なった時間は過ぎて
感染対策で登校日も大きく減ってしまい
そのまま、今年、卒業という人も沢山いると
思います。
でも、この出会いがたった一瞬だったとしても
出会った人達の影は、心の中に永く永く残る
それが、青春時代のめぐり合い。
大人だって、コロナのせいで収入が減ったり
失業したり大変な思いをしている人が多数いる
本当に辛くて、もう消えてしまいたいと
思っている人もいるかも知れません。
でも、それでも自ら命を絶つのだけは
少し待って下さい。
命を絶てば当然、明日はやって来ません。
残された遺族は、悲しみを一生抱えて
生きていかなくてはならないんです。
だから、どうかお願いです。
一緒に明日を迎えませんか?
生きてさえいれば、どんな悩みもいつかは
解決します。
その日まで、とりあえず生きてみませんか?
自死遺族として、僕からのお願いです。