あと、すこしで春休みも終わり


新しい生活が始まる、という人も多いと思います


今年、学校を卒業して社会に出る人は


卒業して初めて感じる思いがありませんか?


長い人生の中、限りある時間、限りない空の


下で出会い、それは奇跡的な確率で


共に過ごした日々はもう二度と戻らないという


寂しさ、それでも離れ離れになっても


それぞれの場所で生きていく不安


そして、ほんの少し、先に続く道への期待や


希望、そんな事を考えたりしませんか?


僕の学生生活は後悔の方が多くて


大人になっても、自分が思っていたほど


世間は辛いコトの方が圧倒的に多くて…


でも、僕は人生という旅の途中で仲間と出会い


未来のために手を取り合って


お互いの夢を朝まで語り明かした。


そして、強く前だけ向いて生きていくと


誓い合って、卒業という形で離れ離れになった


その仲間との誓いはまだ守られてはいないけど


この先、夢が叶う度に僕はあの日々を思い出す


それが、人が出会いと別れを繰り返す意味だと


僕は信じたい。


これからも続いていく長い旅のどこかで


傷つき、迷うこともあるかもしれないけれど


振り向けば、ちゃんと道は出来ている。


その道に人は「轍」という特別な名前を


つけたんじゃないかと、今夜の桜を見て


そう思った。