お悩み相談室のmy Pick
ワクチンが承認されただの、日本に輸送されて来ただの
ニュースを耳にするが、そのワクチンは医療従事者の
方が優先的に接種されるとのことだが
副作用など安全性の不安があり、医療従事者の方も
2割ほどの方が接種を受けたくないという声もある。
確かに、このワクチンがどの程度効果があるか
長期的に見て、副作用のデータがまだまだ少なく
医療従事者だからこその不安があるという。
しかし、病院によっては接種が義務化されている所もあり
半ば強制的に接種しなければならないというのが現状だ。
ところで、僕たち一般市民にいつワクチンが摂取できる
環境ができているかというと、具体的な事は
未だに決まっていないのか、僕たちに情報が入って来ない
ちょうど、今日は精神科の受診日だったので
医師に尋ねてみると、政府や自治体が決める事なので
医療現場の医師も答えられないと返答された。
最近は「政府」や「自治体」の判断と聞くだけで
不安になるようになってしまった。
加えて、先日の東北での地震で政府は対応に追われ
パンク状態だろうし、自治体に関しては
新規感染者は減少傾向であるものの
重症化数、死亡者数は増え続けていて
ワクチン摂取に医療従事者の手が回らず
実際、ワクチン摂取の環境ができても、医師の手が回らず
政府が打診しても、「現場はそれどころではない」
とワクチンを投与する担当する医師は、限りなくゼロに
近いというデータがある。
こんな状態で政府の言う
「経済と医療の両立」など不可能だと僕は思う。
女性蔑視問題でオリンピック開催が不安視されている
なんて言う前に、まずこのコロナの問題
病床数不足、医師不足、看護師の過酷な仕事の軽減に
全力を注ぐべきじゃないだろうか。
今の政府は、コロナ収束に向けて問題解決のドアは
いくらでも出してくるが、そのドアを開けても
中身は真っ暗、というのが本当の現実だ。
問題の全てにおいて中途半端な対応しかしていないから
次から次に問題が山済みになってしまっている。
できない事は「出来ません」
無理な事を「可能だ」とその場しのぎの対応ではなく
本気でどうすれば国民が安心して生活できるように
対応してほしいと切に願う。