お悩み相談室のmy Pick
医療が逼迫している中
自衛隊の医療部隊が派遣された。
旭川市の病院だ。
ただでさえ大変な仕事の中
僕はある自衛官の方が見せた涙に
衝撃を受けた。
いつものように搬送されてきた
コロナ感染者、重症患者だった。
その患者が亡くなった時に
「助けられなくて、ごめんなさい。」
そう、言って彼は涙を流した。
医療現場はもう限界、そうした中で
派遣されたというのに力になれなかったと
いう、無念の涙。
自分の仕事に責任を持ち
他人の悲しみに寄り添える人がいる。
そう思うと、胸が締め付けられ
世界をここまで混乱させたコロナウイルスを
心底、恨んだ。