僕は冬が嫌いだ
そして冬が来るのが怖い
冬の寒さを感じると
どうしても前妻の自死のことを
思い出してしまい
心のバランスがひどく壊れる。
でも、今年は共に冬を迎えてくれる
愛する人がいてくれる。
最近、朝晩はめっきり寒くなってきたので
妻が「寒くないように」と
ヒートテックやスウェットを買ってくれた。
8年前の僕は今の自分は想像できなかった。
妻を失った悲しみと永劫続く苦しみを
受け続けていくのだとばかり思っていた。
今年の冬は、妻と愛猫との3人で
暖かく過ごすことができる。
普通の人からすれば、当たり前のことかも知れないけど
僕にとって、今、毎日が奇跡の連続だ。