今日、友人のバスケットボールの
引退試合を見て来た。
コロナの影響で開催が遅れたため
今日まで、開催が延びてしまった。
昔、バスケットボールを通じて
知り合った友人、その息子が
バスケをしていること事態、感動した。
結果は惜しくも負けてしまったけれど
「後悔はない、全てを出し切ったから」
その子はそう言っていたけれど
僕も学生時代、同じような事を言った覚えがある。
本当は悔しくてたまらないのに
その言葉で自分自身のそれまでの
練習、努力にケリをつけるために
自分自身に言い聞かせたんだと思う。
そんなヤセ我慢を残して
コートから去るんだ。
友人は早くに離婚し、男手一つで
息子を育てている。3人もの子供を・・・
離婚の原因は妻の不倫だ。
友人も、その息子たちも
辛い思いをして来ただろう。
引退試合を終え、それまでの努力から
彼は涙を流した。
その涙はとても綺麗で
何の汚れもないその涙が
この先続く彼の素晴らしい未来に続く事を
心から祈った。
学生時代はあっという間に終わってしまっったけれど
バスケはいつでもできる。
バスケはチームプレイだ。
パスをくれる人がいなければ
シュートは打てない。
試合に勝った喜びも
負けた時の悔しさも
彼は生きていく上で一番大事な事を
学んだんだ。
彼の涙が、その事を証明していた。