今までの僕は、多くの人の悲しみや苦しみを
見落として
困っている人の前を素通りする
そんなことを何度も繰り返した。
困っている僕に手を差し伸べてくれようとした人さえ
信じることができずに傷つけたりもした。
後悔ばかり残る人生だった。
僕個人では幸せなんてものは望めません
でも、僕には幸せにしなければいけない人がいます。
辛い時も、悲しい時も、それに巻き込んでしまっても
僕に笑顔をくれた、大切なヒトです。
僕のプライドなんて、クソみたいなものです。
カッコ悪いのもわかってるし
自分でもダサいと自覚しているけど
それでも僕を愛してくれる。
僕がこれまでしてしまったこと
犯してしまった罪はどんな贖罪をしても
決して消えるものではありません。
これからも一生背負っていくものです。
償いというのは僕自身よりもむしろ
僕を慕ってくれるヒト
心配して、想ってくれるヒト
それらの人に恩を返していくものだと
肝に銘じて、僕はこれからも生き続ける。
最期の時、幸せでしたと言ってもらえるように